ボス・ステムセル
Boss Stem Cell/ボス・ステムセル [編集]
概要 [編集]
ボス・ステムセルとは、ゲームの難易度を上げるためのアイテム。
ゲーム開始地点の設備で使用することで効果を発揮する。
略称はBC。各難易度を難易度名とは別に「BCいくつ」「セルいくつ」と呼ぶ事もよく行われる。
マップの各所にはボス・ステムセルを使用している個数に応じて開けられるようになる扉が多数設置されており、扉に描かれている数以上のセルを使用していると開けることができる。
扉の先にはセルや宝箱、ショップなどが設置されている。
入手方法 [編集]
その時点で選択可能な最高難易度において、特定のボスを撃破することで新たなボス・ステムセルを入手できる。
例えば4つ目のボス・ステムセルを手に入れたい場合、ボス・ステムセル 3(Expert)で王の手を倒さなければならない。
| 各ボス・ステムセルの所有者(ネタバレ注意) |
使用方法 [編集]
ボス・ステムセルは牢獄スタート地点にあるフラスコ部屋の装置で使用可能。
使用個数と、それによる変化については以下を参照。
レベル別効果 [編集]
レベルを上げる毎に、大まかに次のような点でゲーム内要素が難化される。
- 敵の攻撃力や耐久、出現する総数が上昇する。
- バイオーム毎の敵出現テーブルが変わり、強敵が配置されるようになる。
- 単一種の敵が1か所に同時に配置される数が増える。
例: 時計塔のダーク・トラッカーはセル3以上で2体ずつの塊で配置されるようになる。 - エリア毎に確定配置された、指定難易度以上を要求するドアを開けることができる。
レベル毎に確定している具体的な要素については以下で列挙する。
(2.3時点)
Normal/ボス・ステムセル0 [編集]
- 全ての生命の泉が使用可能。
- レジェンダリー・フォージで品質"++"出現率を50%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"+"までの状態で配置される可能性がある。
Hard/ボス・ステムセル1 [編集]
- 特定のトランジションレベルにおける生命の泉が破壊されて使用できず、かわりに回復薬チャージが1つ置かれている。
- レジェンダリー・フォージで品質"++"出現率を100%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"++"までの状態で配置される可能性がある。
- ゲームスタート時にアミュレットがひとつ手に入る。
- 各ボスの行動の最初のフェーズがスキップされ、2段階目からスタートする。
Very Hard/ボス・ステムセル2 [編集]
- 全ての生命の泉が使用できず、かわりに回復薬チャージが1つ置かれている。
- レジェンダリー・フォージで品質"S"出現率を25%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"++"までの状態で配置される可能性がある。
- ゲームスタート時にアミュレットがひとつ手に入る。
- 各ボスの行動の最初のフェーズがスキップされ、2段階目からスタートする。
- 敵が落とすセルの数が最大2個に増加。
Expert/ボス・ステムセル3 [編集]
- 全ての生命の泉が使用できず、最初のボス撃破後と2番目のボス手前にのみ回復薬チャージが1つ置かれている。
- レジェンダリー・フォージで品質"S"出現率を50%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"S"までの状態で配置される可能性がある。
- ゲームスタート時にアミュレットがひとつ手に入る。
- 各ボスの行動の最初のフェーズがスキップされ、2段階目からスタートする。
- 敵が落とすセルの数が最大2個に増加。
- レベル毎のエリート追加配置数+1。
- 入手できる装備のレベル+1。
- 通常の強化のスクロールに加え、スクロールの断片が出現。4つ集めると好きな能力値を強化できる。
Nightmare/ボス・ステムセル4 [編集]
- 全ての生命の泉が使用できない。
- レジェンダリー・フォージで品質"S"出現率を100%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"S"までの状態で配置される可能性がある。
- ゲームスタート時にアミュレットがひとつ手に入る。
- 各ボスの行動の最初のフェーズがスキップされ、2段階目からスタートする。
- 敵が落とすセルの数が最大3個に増加。
- レベル毎のエリート追加配置数+1。
- 入手できる装備のレベル+3。
- 通常の強化のスクロールに加え、スクロールの断片が出現。4つ集めると好きな能力値を強化できる。
- ほとんどの敵種において、認識したプレイヤーが離れたら近くにテレポートしてくる。
Hell/ボス・ステムセル5 [編集]
- 全ての生命の泉が使用できない。
- レジェンダリー・フォージで品質"S"出現率を100%まで上げることができる。
- ゲームスタート時におけるランダム武器が、各品質の出現率に従って"S"までの状態で配置される可能性がある。
- ゲームスタート時にアミュレットがひとつ手に入る。
- 各ボスの行動の最初のフェーズがスキップされ、2段階目からスタートする。
- 敵が落とすセルの数が最大3個に増加。
- レベル毎のエリート追加配置数+1。
- 入手できる装備のレベル+3。
- 通常の強化のスクロールに加え、スクロールの断片が出現。4つ集めると好きな能力値を強化できる。
- ほとんどの敵種において、認識したプレイヤーが離れたら近くにテレポートしてくる。
- 瘴気要素が追加。時間経過でステージの難易度が上昇する。
- ほとんどの食料が「汚染」されており、取得すると瘴気ゲージが増加する。
ボス・ステムセル5限定要素(ネタバレ注意)
| 2.2以前の要素 |
セル1以降の攻略 [編集]
敵のステータスの向上 [編集]
特にステータスが低く、ダメージ軽減装備が揃ってない序盤に顕著。
新しい難易度に挑戦する場合、最初は敵の硬さや被ダメを見て面食らうだろう。
これを克服するには、攻撃・防御両面でレジェンダリー・フォージの性能強化が極めて有効。
まずコンシェルジュの討伐を目標にし、序盤から回復をケチらないことを強く推奨する。
敵の配置の変更とルート選択 [編集]
牢獄でナイフ・スロワーが出るようになるのが一番わかりやすい例だが、このような敵の配置変更が各種バイオームで行われる。
既存の敵だけでなく、高難度でしか出現しない新たな敵も追加され、敵の総配置数そのものも増加する。
ルーンを使わない「一番簡単なルート」ほど強敵が追加・置換されていく傾向にあるため、セルが進むほどルートごとの難易度差は縮まる。
ただし、あくまで差が縮まるだけで、高難度ルートにいやらしい敵が多いことに変わりはない。
詳しくは各バイオームごとのページで確認できる。
このため、まだ「スクロールの断片」が出現しないボスセル1~2では、手持ちの装備と敵の傾向を合わせてルートを選ぶのもひとつの手。
たとえば食糧品店の利用ポイントが増えるため、回復ソースが足りないようであれば、より多くの店の出るルートを優先的に通ることもできる。
ルート選びの注意点としては、基本の強化スクロールの取得数自体はどのルートを通っても同じになるが、「呪いの宝箱」が確定出現する場所(例えば追放されし者の沼地や納骨堂など)は、呪い箱から出るスクロールも含めた数となっている。
そのため、他ルートと同等にステータスを強化しようと思ったら、一定のリスクを背負う覚悟が必要。
ただし克服した際は追加で「カラーレス装備」がひとつ手に入るなど、自キャラ強化のメリットも大きい。
ボスセル3以降は「スクロールの断片」の確定配置数が高難度ルートほど多くなるため、より高ステータスを目指す場合は高難度ルートを選ぶ必要がある。
また洞穴を通ることで、天上城で出るものよりも更に高レベルの装備やアミュレットを手に入れることもできる。
ただ、当たり前だがわざわざ選んだ高難度ルートで死んでしまったり、回復薬を無駄に消費してしまったら元も子もない。
最も多くの断片が手に入るルートには、食糧品店が出現しないのもネック。
手持ち装備や、自分の腕前と相談しよう。
なお、樹木園→沼地ルートは序盤の一番難しいルートというコンセプトのはず(実際そう)なのだが、なぜか有毒→古い下水道ルートよりも「スクロールの断片」の入手量が少ない。
エリート出現率の増加 [編集]
セル0だと後半くらいでしか見かける機会のないエリートだが、セルが進行すると全域に出現するようになり、セル4にもなると牢獄ですら確定で2体配置される。
ビルドが固まってくる後半では大した問題にはならないことが多いが、装備も変異も整っていない序盤では苦戦必至となる。
エリートを無視するにしても討伐するにしても、特徴を覚えておくこと。以下のような対策がある。
- 至近距離に入るか、手を出さない限り動き出さない
無視する場合は完全に触らないこと。バイターなど味方の召喚物は勝手に向かってしまうため注意。 - 落下ダメージ・瓦礫ダメージは有効
ラム・ルーンで壊せる床の上にエリートがいる時に、足元を崩すと落下と瓦礫が両方クリーンヒットして大ダメージを与えられる。低難度帯であればほぼ間違いなく一撃死するので極めて有効。
拒絶の波動などで突き落とすのも良いが、エリートはノックバック耐性があるため、足場の端ギリギリからでないと突き落とせない。- ラム・ルーンで崩せる床は残しておくのも手。エリートはどこまでもワープでついてくるので、誘導して踏み抜いてやろう。
- ワープ先を狙う
振りが遅い武器の場合、別の足場に移動→武器を振る→エリートがワープしてきて当たる→別の足場に移動、のループが成立することがある。特に遠距離系のエリートに有効。ただし近接系の素早い相手にこの方法は使えない。
また、ウルフトラップを使う場合はワープで拘束を抜けられてしまうため、使うのであれば離れすぎないように。
回復フラスコの補充減少対策 [編集]
ボスセル2以降で問題になるポイント。
今までマップを生き延びれば中継地点で回復できていたものが、ゲーム全体を通じてのフラスコ管理を要求されるようになる。
もちろん被弾しなければいいのだが、それができたら苦労しない。
変異を取得する [編集]
一番効果がわかりやすい手段。状況に合わせて付け替えていこう。
- ガストロノミー(食糧アイテムの効果増加)
生存系の変異だが、回復性能向上効果は固定なので、ビルドに関係なく道中のHP管理として有効。
食糧は各ステージ毎に一定数入手でき、特定のステージに食糧品店も確定出現。
セル2からは店の数が更に増えるため、より一層有用性が高まる。
他の変異と異なり、全くのノーリスクで恩恵が受けられるのもポイント。
- 緩回復(回復薬の総回復量増加)
こちらも生存系変異だが、回復薬の性能向上効果は固定なので、どのビルドでも有用。
即効性はなくなるが、回復薬が限られる状況で追加で回復できるのは非常に大きい。
ボス戦でも有用だが、回復に時間がかかるため早めに飲んでおくなどの工夫が必要。
緊急回復と併用すれば、デメリットなしで無敵効果と使用速度アップを付与できるため、即効性がない弱点はある程度カバーできる。
- エイリエネーション(解呪1点ごとにHP5%回復)
呪いを受ける必要があるため、極めてハイリスクな上に発動タイミングも限られるが非常に強力。
黄金の扉や呪いの宝箱が確定出現するステージに合わせて採用しよう。
サブスキルに氷の装甲を採用することで、一撃死のリスクは減らせる。
更にセル3で入手できる受容と組み合わせれば、発動機会を増やしつつペナルティを軽減できる。
- リカバリー(ラリー効果の持続時間3倍)
殴られてからでないと効果を発揮しない上、連続被弾すると効果が著しく落ちるが、単発の大ダメージに対しては格段に場持ちがよくなる。一撃が重いタイプの武器との相性も良い。
被弾の機会がはっきりしているボス戦前に付け替えるのもおすすめ。
- ヴェンジェンス(8秒以内の連続被ダメージ-30%)
回復対策というよりは「事故防止」のための変異。暴虐系だが、ダメージカット効果はビルドに関係なく固定。
敵に囲まれる、ボスの連続攻撃を受けるなどして「回復する暇もなく殺される」リスクを大幅に減らせる。
リカバリーと同時採用してもいいだろう。
スキルによる回復 [編集]
- 吸血
何度でも回復することができるが、発動後に十分攻撃できないと現HP量より減ってしまうことも。
また発動直後はHPが減少するため、ボス戦などハイリスクな場面での運用には向かない。
トニックと併用することで、HP減少のリスクを大幅に下げられる。
- トニック
厳密には回復ではないが、一時的にボーナスHPを得られ、一定量のダメージをなかった事にできる。
付与されるボーナスHPは現HP量が低いほど大きくなるため、ピンチの時ほど効果的。
また発動時だけでなく、持ち歩くだけで被ダメージ軽減の効果があるのもうれしい。
緩回復と併用すれば、回復速度の遅さをカバーできる。
食糧品店を利用する [編集]
初期状態では高床村にしかない食糧品店だが、セル1で納骨堂でも利用可能に。
セル2以降はバイオーム3、4のほとんどに出現、ルートを選べば最大2回まで利用することができる。
事前にガストロノミーを採用しておけば、更に回復効率が上がる。
ただしギアショップの利用や補正効果のリロール、変異の付け替えなど、ゴールドを使いたい場面は後半になるほど増える。利用すべきかはよく考えよう。
カスタムモードで装備を絞る [編集]
自分の得意な武器、使いたいカラーに合った装備のみが出現するようにすれば、取捨選択の手間が省け、難易度が大幅に下がる。
20種類未満まで絞ると実績の解除はできなくなるが、各種設計図の入手やアンロック、ボス・ステムセル入手は通常どおり行える。
また、ボス・ステムセル入手の実績だけは例外で、装備を絞っていても解除できる。アップデートで解除できなくなった。一度逃すと、そのセーブデータでは解除できなくなるため注意
実績解除の20種類をキープしたい場合は、アイスボム、拒絶の波動、スモークボム、トニック、吸血、氷の装甲など、カラーに関係なく有用なものは残しつつ
- メインカラーを含まない装備
- うまく扱えない装備
- 使わないカテゴリの装備
これらを優先的に外していくといいだろう。
「カラーレス」で出たら使いたいものを含めておけば、使い勝手の良い装備だけで20種類に届くはずだ。
以前のショップカテゴリを使用する [編集]
カスタムモードで選択可能な項目。
アンロック要素「商品カテゴリー」取得済みの場合、基本のショップカテゴリ選択は「対応カラー毎」となっている。
この項目にチェックを入れることで、カラー別から「装備カテゴリ毎」に変えることができる。
使いたい武器を一種類に絞る場合など、リロックの取捨選択次第では、こちらを選んだ方がショップでのリロールを狙いやすくなることも。
セル4以降の攻略 [編集]
セル4からはステータス強化や配置変更だけでなく、「ほとんどの敵がワープによる追跡を行う」という要素が追加。
無料の回復薬チャージも配置されなくなるため、セル3までとは比べ物にならない高難度となる。
敵の追跡 [編集]
ほぼ全ての敵が、一度感知させてしまうとワープでこちらを追跡するようになる。
敵をスルーして、スクロールだけを回収する戦法を取り続けるのはかなり厳しい。
プロテクターやマスカーのように攻撃してこない敵、インクイジターやボンバルディアといった弾幕系の敵はついてこないが、それはそれで鬱陶しいことに変わりはない。
追跡を行う敵の中でも、中距離から超速突進→連撃を仕掛けてくるランペイジャー、ジャンプで回避するには巨大すぎるフェイルド・エクスペリメント、ロールによる回避を3連射で潰してくるナイフ・スロワーなどが群れると厄介。
感知されてしまったら、都度安全な位置まで誘導し、きっちり倒しておくことを強く推奨。
一応、テレポートには有効範囲があるため、ワープポイントを利用して一気に遠くへ逃げると追ってこなくなる。
途中で頻繁に寄り道分岐があるステージでは、覚えておくと役に立つかもしれない。
ただし、入り組んだ構造のステージや、後からステージを探索するといった場合、思いがけないタイミングで敵が飛んでくることも。
敵に感知されないためには [編集]
基本的に、画面内の相手と同じ足場に立った時点で感知される。多段ジャンプをうまく使おう。
遠距離持ちの敵の場合は、射角に入った時点で感知される。
ただ遠距離持ちはテレポートしてこない相手が多いので、これ自体はあまり問題ない。
が、攻撃を避けようとしたり、倒そうと接近したときに他の敵まで釣れてしまうといった事態になりがち。
狭い場所など、どうしても感知されてしまう場面でも、スモークボムなどで事前に透明化しておけばやり過ごせる。
感知されている状態で透明化すると、そばには寄ってくるが攻撃・ワープは行わなくなる。逃げに徹するなら採用しておくといいだろう。
追跡を逆利用する [編集]
ワープ先に陣取り、あらかじめ展開しておいたスキルを当てたり、ワープする敵としない敵を分断するなどのテクニックが可能。
予告エフェクトは短いが、飛んでくる敵は動きが止まるので判別は容易。
プロテクター近くの敵をバリア範囲外まで誘導することもできるが、バリア発動中はワープが発動しない。
感知させておけば、バリアが切れたタイミングで飛んでくる。
離れた場所から、ホムンクルス・ルーンを使っての各個釣り出しも有効。
タイマンに持ち込めるのはもちろん、敵集団内の難敵を先に排除しておけるのはかなり大きい。
セル5限定要素:瘴気システムの基礎知識と対策 [編集]
セル5では瘴気システムにより、ステージ中での時間経過で更なる敵の追加・強化が起こるようになる。
詳しくは瘴気・感染のページを参照。
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