純粋な釘

2023-03-04 (土) 21:42:11

基本情報 [編集]

(2.6時点)

純粋な釘純粋な釘
カテゴリ近距離武器
参照ステータスBrutality
レベルボーナスダメージアップ

入手場所 [編集]

牢獄にランダム配置される『Hollow Knight』のパロディ部屋(セルの投入は不要で、部屋を調べるだけでアンロックされる)

性能・効果 [編集]

クリティカル条件上斬り・下斬りを当てる
レジェンダリー固有補正効果死亡した敵からバイターが出現する

通常攻撃の動作中に左右への移動ができる。
上や下に入力しながらの攻撃入力で、上斬り・下斬りができる。
空中で下斬りを敵や障害物に当てることで、自機が跳ね上がる。

チェイン特性 [編集]

(2.6時点)

通常攻撃 [編集]

段数通常クリティカル気絶補正準備待機硬直
145--50%0.1s0.3s0s
255--50%0.1s0.3s0s
合計100--0.8s

上斬り [編集]

段数通常クリティカル気絶補正準備待機硬直
1-60-50%0.15s0s0.35s
合計-60-0.5s

下斬り [編集]

段数通常クリティカル気絶補正準備待機硬直
1-80-50%0.15s0s0.25s
合計-80-0.4s

寸評 [編集]

『Hollow Knight』とのコラボ武器。原作の操作とモーションを再現しており、DeadCellsの全武器で唯一、方向入力で攻撃動作が変わるという特徴を持つ。
機動力と当てやすさに優れた通常攻撃・圧倒的な対空性能を持つ上斬り・操作は難しいが火力と安全性を併せ持つ下斬り、これら三種の攻撃を使えるよくばりな性能。
ただし単発の威力は全体を通してやや控えめ、さらにスタン性能も低く、ゴリ押しが難しい点も原作同様。三種のモーションを使い分け、丁寧に攻撃を当て続けることを求められる。

通常攻撃は任意に移動しながら攻撃できるのが最大の特長。
性能自体も、中程度のリーチ・見た目以上に縦に広い攻撃範囲・極めて速い発生・均質な攻撃動作と扱いやすさの塊。
やはり攻撃しつつ動けるのはかなり有用で、実質的な間合いが広がる・危険からの離脱が速まる・悪臭を放つネズミのような低耐久ザコを蹴散らしながらの移動が円滑になるなど、多くの恩恵がある。
ただし使い勝手の分、火力は全モーション中最も低い。
中盤以降は相手の攻撃までに止める・倒しきることが難しくなってくるため、後述の下斬りバウンドやサブ武器の併用で補おう。

上斬りは、武器では珍しい頭上への攻撃。カミカゼバズカッターといった空飛ぶ敵を簡単に倒せる。
クリティカル扱いで威力はやや高いが、振り間隔が通常攻撃より少し遅いため火力は同じくらい。とはいえ対空攻撃やすり抜け床の上への攻撃としては申し分ない。
見た目に反して持続がかなり長く範囲も広いので、雑な振り方でも当たる。
そして上斬りは、正面すぐ近くならば同じ高度の相手にも当たる。一見使い道がなさそうだが、地上の敵に当てると怯ませつつ浮かせて一部の攻撃を阻止することができる。通じる相手を覚えれば強引な攻めができるようになる。
これを利用すれば高セル帯の敵テレポートを半永久的に中断させられるのでハメ性能が高く、後述の下斬りをする天井の高さがない場合等の応用としても扱えるため非常に便利。

下斬りも、珍しい真下への攻撃。盾やソーニーのトゲといった、相手の向きに左右される要素も無視できる。
敵に当てることで、何度でも自機がバウンドするのが最大の特長。
敵と高度を合わせずに叩きつづけられるので、天井の高い場所ならば大半のザコを一方的に攻撃できる。ただしバウンド時には水平方向に自機がズレるので、連続バウンドには慣れが必要。
無理に連続して狙わずとも、下に進む過程で敵への初手に数発当てるだけで有用。あるいは、ジャンプで攻撃を避けてからの素早い反撃にも役立つ。
威力は通常攻撃よりもかなり高く、振り間隔もほぼ同等、そしてこの武器独自の安全性を持った立ち回りができるので、ぜひ下斬りバウンドを活かしたい。*1

 下斬りバウンドの注意・コツ

隠れた長所として、二刀流への適性が非常に高い点が挙げられる。
前隙は一瞬・後隙はゼロ*2、足も止まらないことにより、こちらの動きをほぼ妨げることなくサブ武器を差し込めるのだ。
この武器に状態異常で与ダメアップの補正効果をつけ、素早く状態異常を盛れる武器と交互に放つのが筆頭の組み合わせ。
暴虐にはこの手の状態異常武器が多く揃っているため、さまざまな選択肢がある。投げナイフ蛇の毒牙たいまつ火球など。他にスパルタのサンダル足軽の弓なんかも。
特に、同じく後隙ゼロの投げナイフとは相性抜群。(自動チェインがONなら)両方の武器使用ボタンを押しっぱなしにするだけで、二つの武器を同時に振り続けられる。足もほぼ止まらず、純粋な釘単体とほとんど変わらない使用感のままに火力を大幅に高められる。芝刈り機めいてザコを刻みながら進めるのは爽快。
蛇の毒牙に至っては、上記とほぼ同じ使い勝手のうえに、自動サーチの短距離ワープまでついてくる。
盾を持てないがゆえの守りの弱さは、スキルで補いうる。拒絶の波動や、トニック氷の装甲など。ただしスキルは盾と違って先行入力に融通が利かず、隙をキャンセルしての使用にかなりの慣れがいる点に注意。被弾が多いようなら定番のアルマジロパック+防壁も取り入れると良い。

ちなみに、上斬り・下斬りは発生直後の瞬間なら別方向の攻撃でキャンセルできる。
例えば、地上で敵に密着してから「上斬り→キャンセル通常攻撃」とすることで火力を高められる。
なお「通常攻撃→ロールでキャンセル→通常攻撃でキャンセル」とすることで瞬時に通常攻撃を二回振れるが、これは一回目の攻撃判定が出ず、実益がない。

余談 [編集]

前進しながらの攻撃・上斬り下斬り・下斬りバウンド・密着時の上斬り正面当ては、いずれも原作『Hollow Knight』のシステム・動作を再現している。微妙なノックバックや軸がずれる点も原作どおりの動作である。
前進攻撃におけるやや大げさな脚の動きも原作の動きを再現したもので、原作主人公の"放浪者"は約二頭身だが、その動作を約五頭身のDeadCells主人公にやらせている。

下斬りでトゲなどの地形障害物を弾いてバウンドできるという点も原作どおり。
原作での寄り道や真ENDルートでは、トゲだらけの道を下斬りバウンド主体で進むことを求められ、作品のクソ要素印象深い難しさとして、しばしば語られる。

"釘(Nail)"というやや不思議な名前をしているが、原作において剣や槍に近い武器がこう呼ばれている。ムシたちが形成する文化を演出する一環で、武器のことを爪(Neil)と呼び、それが日本語ローカライズされたときに"釘"という言葉が充てられた。
ちなみに実装当初のSteam版DeadCellsにおいては、武器名の"釘"が文字化けしていた。今は修正済み。

入手部屋は、原作のチェックポイントにあたるベンチを再現している。そばにある街灯のデザインやベンチがまとうエフェクトも、原作通り。

フレーバーテキストの「わしの生涯の仕事はなされた…ほかになにが残っている…?」は、原作の武器強化担当"釘鍛冶"の心の声*3。いかにしてこのような心境に至ったかは、ぜひ原作にて。

一緒に追加されたスキン"器"は、この武器で10回下斬りバウンドをするとアンロックされる。
バウンドさえできればよいので場所や相手は何でもよく、訓練所内で敵を叩いたり、トゲ床の上で連打しているだけでも達成可能。

コメント [編集]

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • これにテルリックショックとなんか持ってなりきり放浪者とかやりたいけど復讐の魂とか亡霊の叫びっぽいスキルってあるかな -- 2021-12-04 (土) 13:55:20
    • 復讐の魂に似てるのは死のオーブくらいじゃないかな…?亡霊の叫びはパッと考えて思いつくものが見当たらなかった -- 2021-12-04 (土) 15:41:45
      • このゲーム「上に噴出する」っていう攻撃がほとんどないもんね。無理して挙げればテスラコイルくらい。 -- 2021-12-04 (土) 16:45:10
      • もういっそのこと全武器に上攻撃実装されんかな(無理) -- 2021-12-04 (土) 18:32:09
      • 噴出(?)するのは手だけど巨人の笛でひとつ... -- 2021-12-05 (日) 20:01:40
    • そうそうあとは上に伸びる雷撃の標尺とかかなーって思ったんだけど死のオーブも含めて全部色が違うって言うね…… -- 2021-12-04 (土) 17:06:11
      • 全ての装備がカラーレスにチェックを入れよう!実績なんて知らん! -- 2021-12-05 (日) 02:16:35
    • デッドセルズにアビスの叫びがあれば、楽になる場所がいっぱいあるんだよなあ(白目) -- 2022-11-05 (土) 05:20:23
  • 王の手に対して下斬りで一定以上の高度維持できるとハメられるけども、どこかに書いてあるのだろうか -- 2021-12-04 (土) 23:35:59
    • ほんとに出来た。書いときます -- 2021-12-14 (火) 16:20:01
  • 正直「移動しながら攻撃できる」っていうポジティブさじゃなくて「前進しながら攻撃しないと互いにノックバックしちゃって連続で殴れねぇ」っていうネガティブな印象 -- 2021-12-13 (月) 20:51:50
    • 原作でもそうなんだよなぁ、便利なんだけど意外と取り回しが悪い、しかしセル君は他の武器でカバーできるからいいよね -- 2022-01-12 (水) 16:27:14
      • あれが手になじまなくて「重心安定」チャームを最後まで外せなかった思い出。 -- 2022-01-12 (水) 18:56:55
  • 王の手には上方向へのカウンター技を特別に実装してやってほしい… -- 2022-01-10 (月) 20:19:59
  • 横上と交互にタイミングよく繰り出すと素早く攻撃が出て出血でもなかなか使える上に道中が安全に攻略できるのもあってかなりの強武器だと勝手に思ってる。ナイフで出血マルチバインドにしても強い。 -- 2022-01-15 (土) 08:32:33
  • 使いこなすまでにすごく時間がかかった。横斬り火力は中の下で上下斬りは横判定弱いのを覚えてないと突っ込んで被弾しまくる。下斬りハメ戦法が特に強力で、ダイブアタックがあまり効かないナイトメアでは大活躍した。 -- 2022-05-13 (金) 22:01:11
  • これと投げナイフでヘル灯台クリア。交互に使うことで移動しながら高火力を出せたり下斬り→ナイフ→下斬り→ナイフ…もできる。
    補正効果については矢は0.5秒のクールタイムを共通しているのか片方で十分、釘に矢が付いたら接近中に素振りを混ぜる。釘単体で見ると攻撃力が不足しているため与被ダメ+100%や出血60%やメレーと低速30%でカバーしたい。
    盾を持たないことはハードルが高そうだが別にそうでもない。被弾0.5秒無敵がないが無敵時間のラリー回復量2/3にならないこと、さらに瞬時に振れて次の敵への移動もスムーズなので素の貧弱火力をなんとか超火力にできればラリーが強い。ヴェンジェンスや毒80%とアミュレットの被弾毒ガスで火力確保、リカバリーをとるかは中継地点で現在のHPと次のバイオームを考えてガストロノミーやエイリネイションで回復を優先したりする。バイオーム4からミダスをつけて余裕があればわざと被弾してラストに金メッキという手もある -- 2022-07-02 (土) 18:22:58
  • 準備0.1硬直0待機0.3ということは他の武器の合間に使ってもその武器のDPSはほぼ減らずにこれを上乗せできる。特に投げナイフと交互に使えばどちらもフルスペックを出せ、出血+60%は基本としてさらにコンボ無慈悲等で盛れば芝刈り機のように。他に合わせる候補は蛇の毒牙、松明、スパルタ、火球、足軽の弓 -- 2022-08-05 (金) 13:16:25
    • たいまつと交互に使ったらめっちゃ火力出たわ。
      純粋な釘にこんなサブウエポン適正あったとは驚いた。 -- 2022-08-07 (日) 22:42:46
    • 純粋な釘+蛇の毒牙の二刀流は、驚くほどに強かった。↑みっつのコメントがなければ、この爽快感は得られなかったろう… ありがたし -- 2022-08-11 (木) 23:40:10
  • 本気でスマホタップ連打したのは初めてだ…
    水上を蹴り続ければ歩ける理論かな -- 2022-09-27 (火) 15:12:09
  • 下斬りでバウンドした直後にもう片方の別の武器を振ると、何故かその武器にもバウンド効果が付きふわっと浮く。
    若干連続下斬りがやりやすくなる。
    盾ではできなかった。 -- 2024-04-11 (木) 10:15:51