鉄杖

チェインの一段目は、敵の近接攻撃をパリィできる。
パリィに成功すると、60ダメージと2秒間のスタンを与える。このダメージは初撃の直接攻撃とは別に発生する。
受付時間は準備モーションの段階から一段目の攻撃終了まで継続する。
攻撃モーション中の敵にヒットさせた場合、パリィ→武器攻撃の順に判定される。
遠距離攻撃やグレネードなどはパリィ不可。
この武器によるパリィには、装備中の盾の補正効果や、パリィ関連の変異の効果を乗せられる。
防壁の無敵など、盾そのものの効果は乗らない。

攻撃とパリィを同時に行える、カウンターを売りにしたユニークな武器。
既に攻撃モーションに入った敵相手でも、こちらの攻撃を強引に差し込めるのが強み。
更に素の性能も生存対応武器としてはかなり軽快に振れ、リーチもそこそこ、スタンも取りやすい。
滞空はできないが、三段目は上方向にも判定がある。

コンボ一段目の武器パリィは、パリィ→直接攻撃ヒットの順で判定される。
パリィさえ取れればいきなりクリティカル判定となるため、初手から火力を出せるのが特長。
またソーニーのローリングアタックを打ち返しても先にスタンが取れるため、反撃ダメージを貰うことはない。

パリィの受付時間は、一段目の準備モーションから攻撃のタイミングまで持続する。
盾と違って連続パリィはできないものの、受付時間は長く、更に続くチェインでスタンも取りやすいため、複数体相手でも強引に振り回せる。
ただし時間差で飛んでくる攻撃や遠距離攻撃には無力なため、殴ってはいけない場面はしっかり見極めること。

盾の代わりに使うというより、むしろ盾と併用することでこそ真価を発揮する。
装備中の盾についたパリィ関連の補正効果を、この武器によるパリィにも乗せられる*1ため、パリィ成功時の状態異常撒きとクリティカル条件を同時にこなせ非常に強力。
「パリィ成功時にダメージ+300%」の補正効果を獲得できれば、カウンター成功時の初撃の威力が跳ね上がり、使い勝手が飛躍的に向上する。マイナー・フォージに頼らずとも、ショップのリロールで手軽に狙えるのも良い。
盾そのものも対集団や遠距離・グレネード対策として有用。
定番の防壁とは好相性。パリィを取っても止まらない一部の敵や、集団・コンボ持ちの相手に対して、盾パリィから一段目に繋ぐことで対策できる。

パリィ関連の変異も乗るため、特性を最大限に伸ばすなら暴虐よりも生存での運用に向いている。
手堅く立ち回るための回避回生や妄信、火力アップのカウンターアタックやスパイトフル、どちらも相性が良い。

ボス戦でも、動静のわかりやすいコンシェルジュ、王の手が得意なのはもちろん、時の守護者やスケアクロウの怒涛の連続攻撃も、盾パリィと交互に繰り出すだけで簡単に対処可能。
特にコンシェルジュは、パンチのパリィによるスタン中にコンボを全段叩き込めるため非常に強力。
常に動き回っている膨眼の魔物の相手は苦手だが、盾に凍結効果を付けたり、位置固定系のスキルを採用すれば多少はカバーできる。
凍結も位置固定も無効、かつ打点の高い巨人は本体への攻撃が辛い。事前に他の武器に持ち替えることを推奨。

パリィのタイミングが分かりづらくなる速度低下の採用は慎重に。
この武器自体にも「敵を倒すと周囲に速度低下」の補正効果が付く可能性がある。扱いづらければ外しておくこと。
ターゲットが散ってパリィが取りづらくなるため、スウォームやマッシュルームボーイとの相性は悪い。
この武器を採用する際は、これらは避けた方が快適。