Armoryの読み方
公認MODの1つであるArmoryの表の読み方です。
クリティカルやHS周りの仕様を詳しく知りたい方は、ダメージの内約も併せてどうぞ。
AttackSpeed [編集]
攻撃を始めてから、次の攻撃が出せるようになるまでの時間。
Cleave Limit [編集]
Cleaveとは、1度の攻撃で巻き込める敵の量のこと。
数字が大きいほど多くの敵に一度にダメージ/怯みを与えられる。
より詳しい話が気になる場合は、本ページ最下段を参照。
Armoryでは左がダメージ, 右が怯みのCleaveである。
通常ダメージ [編集]
非装甲の敵に与える基本ダメージ量。
実際にはここからプロパティ等の補正が乗るので、あくまで参考値として。
対装甲ダメージ [編集]
敵の装甲部位に対するダメージ量。
攻撃の追加効果 [編集]
大きく分けると以下の3種類。
- 追加ダメージ
Burns, Bleeds, Poisonsが該当する。記載された属性の継続ダメージを付与する。
カカシ相手では白色で表示されるダメージ。
- クリティカル率補正
+10% Critのように書かれているもの。表記分のクリティカル率が加算される。
- Cleave補正
Linesman, Heavy Linesman, Tankが該当する。
これらが付与されている攻撃は、敵を多く巻き込むことが出来る。
Cleaveの詳しい話 [編集]
Vermintide 2ではすべての敵にMass(体積)が設定されており、攻撃の際はCleaveが0になるまで当たった敵の分のMassを減らし続ける、という方法で攻撃の貫通を計算している。
CataclysmでのClanratのMassは3.75なので、上の表で見るならMaceのライト攻撃1は2体のClanratまでにしかダメージが入らない。
しかしこの際、Linesman, Heavy Linesman, Tankが設定されている攻撃では、対応した敵のMassを減少させて計算する。例えばTankではClanratのMassを50%にするため、実際は3体のClanratまで攻撃を入れることができる。もう少しバフやプロパティを積んでPower/Cleaveを上げれば、4体巻き込むこともできるだろう。
実際の効果量は以下の通り:
Skaven | Linesman | Heavy Linesman | Tank |
---|---|---|---|
Slave Rat | 60% | 60% | 75% |
Clan Rat | 60% | 60% | 50% |
Plague Monk | 60% | 60% | / |
Storm Vermin | / | 50% | 50% |
Ratling/Warpfire | / | 50% | / |
Chaos | Linesman | Heavy Linesman | Tank |
---|---|---|---|
Fanatic | 60% | 60% | 75% |
Marauder | 60% | 60% | 50% |
Savage | 60% | 50% | 50% |
Mauler | 60% | 50% | 50% |
Chaos Warrior | / | 50% | 1000% |
Beastman | Linesman | Heavy Linesman | Tank |
---|---|---|---|
Ungor | 60% | 60% | 75% |
Gor | 60% | 60% | 50% |
Bestigor | / | 60% | 50% |
ただし、上記とは他に「Elite敵を貫通できるか否か」の隠し補正が攻撃ごとに設定されているらしく、この補正がオフになっている攻撃はいくらCleaveが高くともSV、Mauler、BestigorとPackmasterを貫通できない。
以下の攻撃は実際にEliteを貫通できる攻撃である。
Great Hammerのチャージ攻撃
Great Swordのチャージ攻撃
Executioner Swordのライト攻撃とプッシュ攻撃
Dual Swordsのライト攻撃とチャージ攻撃
Flailのチャージ攻撃
Flaming Flailのプッシュ攻撃とチャージ2
Bretonnian Longswordのチャージ1とチャージ2
Axe & Falchionのプッシュ攻撃
Halberdのチャージ攻撃 (10月28日アップデートにて追加)
Heavy Linesman補正があるのにエリート貫通できなかったら実質Linesmanと同じじゃないか!とお思いになるだろうが、実際にその通りである。
Vermintide 2の内部ファイル的には、異なる武器間でダメージデータが使い回されている攻撃が少なくなく、開発で手抜きを開発コストを下げつつも武器ごとを差別化するための設計なのだろう。