バージョン2.0以前の瘴気システム
ボス・ステムセル4以上の難易度で追加される要素。
この難易度帯で敵の攻撃を受けると、プレイヤーは「感染」する。
感染すると、その度合いがHPゲージの上部に黄色いバーの形で表示される。
ゲージが10段階目に到達すると、HPが1割まで急速に削られてしまう。
この状態になると、どれだけHPを回復してもすぐに1割まで削られ、常時瀕死となる。
この状態を解除するには、何らかの手段で溜まった瘴気を少しでも減らすしかない。
またHP減少は段階的に行われるため、1割まで減る前に瘴気を回復できれば、その時点でHP減少を食い止められる。
%表記のものは小数点以下切り捨ての量となる。
原因 | 増減値 | 備考 |
天上城の固定エリートの攻撃を受ける | +2 | セル4未満の難易度でも発生 |
回復薬を使用する | -50% | |
敵の攻撃を受ける(盾ブロックすれば増えない) | +1 | |
感染を進行する効果が記載された回復アイテムを取得する | +1 | セル4未満の難易度でも特定の場所に落ちている |
感染を回復する効果が記載された回復アイテムを取得する | -1 | |
大きな咳止めシロップを取得する | -30% | |
小さな咳止めシロップを取得する | -10% |
一部の変異には、感染の最大値や増減条件に影響を与えるものも存在する。
セル3以下での瘴気感染について
セル3以下の難易度でも、特定の場所で感染する可能性がある。
注意点として、セル3以下では回復アイテムに瘴気回復効果がないため、ポーションや変異でのみ回復が可能。
10段階まで貯まることはまずないが、一応注意。
瘴気対策と攻略
根本的な対策としては、被弾の回数を少なくすることに尽きる。
が、それでも覚えておきたい要素はいくつかある。
装備の取捨選択
序盤はHP 後半は瘴気で死ぬ
高難度帯だけあって序盤から即死級で攻撃が痛いが、初期装備はLv4からスタート、レジェンダリー・フォージもS確定まで育てられ、リサイクル・チューブで装備一式も獲得可能、と自機の強化も至れり尽くせりになる。
このため最初から一定量のHPやダメージ軽減を確保できるが、いくら耐久力を確保しても瘴気ゲージが溜まれば瀕死確定。
装備の考え方がセル3までとだいぶ変わることになる。
装備選択の具体例
- ダメージ軽減付き装備ばかりを取るメリットが薄い
- いくらダメージを軽減しても、瘴気が溜まれば意味がない。
敵と対峙する時間を減らすため、火力が出る装備を重視したほうが良い。
- いくらダメージを軽減しても、瘴気が溜まれば意味がない。
- HPを回復するだけの効果は価値が落ちる
- HPを最大に保とうが、瘴気9点あったら瀕死も同然。このため、吸血のようなHPだけを回復する効果が活躍する場面は少なくなる。
- トラップや召喚物など、瘴気効果のないダメージ源もあるため、完全に意味がないわけではない。
- 「攻撃で1%回復するが被ダメ+100%」や、「被ダメ・与ダメ+100%(+300%)」の補正効果は、敵の攻撃力増加により事故率がかなり上がるため、余程の自信が無ければ採用しないのが吉。
- 前者はHP回復のために一時的に使う分には良いかもしれない。が、持ちっぱなしは事故のもと。
後者は長射程の遠距離武器や、ボス戦でのノーダメージ狙いの際はかなり有効。
- 前者はHP回復のために一時的に使う分には良いかもしれない。が、持ちっぱなしは事故のもと。
- HPを最大に保とうが、瘴気9点あったら瀕死も同然。このため、吸血のようなHPだけを回復する効果が活躍する場面は少なくなる。
「牢獄」をゴリ押さない
ここをいかに瘴気を溜めず抜けるかが、そのまま後半のゲージ管理に響いてくる。
しかし最初のステージだけあって、瘴気対策が皆無に等しい状態で戦わなければならない。
ステージ中には悪臭を放つネズミやインクイジター、ナイフ・スロワーといった、こちらのリズムを崩すことに長けた敵が多く配置される。
更に、盾を持った敵シールド・ベアラーも出現するため、ゴリ押しで突っ込むと簡単に瘴気を貰ってしまう。
最初のステージだからと油断せずに、丁寧な立ち回りが求められることを強く意識しておこう。
もちろん、目標がレジェンダリー・フォージの強化である場合はこの限りではない。
最強の瘴気対策スキル「トニック」
v1.9で仕様変更、無敵効果こそ無くなったものの
- 10秒間瘴気無効
- 30秒ごとに何度でも使用可能
と、瘴気対策としては最強とも呼べる効果を持つように。
効果時間中は汚染された食べ物を拾っても感染しなくなるため、HP管理にも役立つ。
さらに被ダメージ軽減やボーナスHP付与など、単純な被ダメージ対策としても強力。
クールタイムが長いので、短縮系の変異をうまく絡めよう。
盾ブロックは瘴気を受けない
パリィを取らずとも、ブロックさえ成立すれば瘴気効果を受けることはない。
このためセル4からは、盾の重要性が跳ね上がる。
ただし敵の攻撃力も跳ね上がるため、積極的にブロックを狙うのであれば、素のダメージカット率が高い防壁を使うか、「ブロック軽減率+7%」「投射物軽減率+95%」の補正効果を狙うこと。
パリィ主体で戦う場合も、ボタン長押しでそのままブロックに移行できることは必ず覚えておきたい。
敵が呼び出す取り巻きの攻撃は感染しない
ロッテン・ゾンビやハンマーが呼び出してくる小さい敵や、エリートの呼び出すビット・レーザーによる攻撃は、瘴気効果を受けない。
現HP量によっては、これらの取り巻きは無視して突撃したほうがいいこともある。
変異「第二の生」発動で瘴気リセット
瘴気の回復効果としてみた場合、最も強力といえるだろう。
ただし、必ず最初に取得しなければいけない都合、被ダメージが死因になりやすい序盤に抱えることになる。
また復活後はHP25%の状態になるため、瘴気ゲージが溜まる前に普通にHP0で死ぬことは明白。
そのため、この変異で瘴気のコントロールをする場合は、汚染された食糧も拾う、吸血を使う等、HP回復を優先したほうがいいだろう。
食糧品店で回復薬+1を買う
セル3までは買う気がしないであろう回復薬+1だが、1回につき瘴気ゲージを50%減らせるのはかなり強力。
単純な回復効果もかなり貴重なため、初クリアを目指す場合はケチらずどこかで購入したい。
セル4の場合、ルートを選べば最大2回は購入のチャンスが訪れる。
ただし「スクロールの断片」入手数は、食糧品店の出ないルートよりも少なくなることは覚えておきたい。
パリィを積極的に取れる腕があるのなら、ゴールド稼ぎのために道中ステージで欲望の盾を採用しておくのも手。
ゴールドが余れば積極的に変異を付け替えたり、ギアショップで高LV装備を買うこともできる。
カラー別瘴気対策
カラーごとに瘴気対策の傾向がが異なる。
これらを軸にして、どのカラーを取るか決めるのもいいだろう。
全カラー共通
緩回復(エリートから瘴気-1アイテムドロップ&ポーション回復量強化)や、ネクロマンシー(ボス撃破で瘴気-4)など、ステータスの値に関わらず常に一定の効果を発揮する変異は、構成に関わらず自由に組み込める。
暴虐
瘴気を受け難くする変異が豊富。ダメージ軽減やHP増加を組み合わせれば、かなりのゴリ押しが効くようになる。
中でもメレーは特に強力。
先手を取る必要こそあるものの、上手く立ち回れば瘴気ゲージに余裕ができるため、汚染された食べ物も体力回復に回せる。
素早い武器を使うのであれば、追加で氷の心も採用しよう。クールタイムをガンガン短縮できるため、トニックの連発も効く。
更にヴェンジェンスやリカバリーも組み合わせれば、HP面でも多少のゴリ押しが効き、苦手なボス戦も制しやすくなる。
被弾がかさみがちな場合はバーサーカーも有効。
最初に一体倒す必要はあるが、メレーと違ってターゲット以外からの瘴気効果も無効化できるため、混戦でのゲージ上昇を最小限に抑えられる。
更にうまく効果時間と重ねれば、トニック無しでもノーリスクで汚染された食べ物を拾える。
またエリートが激増し、メインカラーを30付近まで成長させられるセル4では穢れたフラスコがやっと本領を発揮、ポーションをガブ飲みできるようになる。
更にセットで緩回復を取得すれば回復量が増大し、瘴気回復の機会も増える。
が、ポーションの強みである「急速な回復能力」が失われるほか、瘴気の深刻化に反して体力が余るケースもあるため、試しに組み合わせて相性が悪かったら他の変異でも構わないだろう。
いっそ緊急回復も取得し、ポーション強化変異3つを揃えてしまうのも面白いかもしれない。
戦術
瘴気に影響する変異は戦略的撤退のみだが、あまり使い勝手が良いとは言えない。
HPも低いため、そもそも攻撃を受けずに立ち回ることを強く求められる。
対ザコでは敵のテレポートを逆利用し、あらかじめ展開しておいたタレットに誘導する作戦が単純にして強力。
ホムンクルス・ルーンを使えば、狙った敵だけを引っ張り出すことも容易。
さらに遠距離武器が充実している都合、安全な位置から敵を始末しやすく、先制で認知できる相手に対してはめっぽう強い。
慣れれば道中のノーダメージは割と現実的なラインで達成可能。
取得する変異は、ボス対策をメインに考えていってもいいだろう。
戦術極振りではHPが4桁にとどまるため、瘴気が溜まる前にHPが尽きて死ぬケースも充分発生しうる。
しかし感染した食べ物まで拾っている余裕はあまりないため、変異で被害を最小限に食い止めよう。
連射に優れる武器を主力にするなら、リカバリーで生死の境を反復横跳びするのもアリ。
現HP以上に回復することはないため時間稼ぎにしかならないが、攻撃タイミングさえ逃さなければそれなりに耐える。
また戦術ではないがヴェンジェンスを取れば、連続被弾でのダメージを最小限に抑えられる。苦手なボス対策としても有用。
そのほか手軽なHP増加手段としてはデッドインサイド採用があるが、入手できるのが4セル天上城と、非常に遅いのがネック。
ただ入手困難なだけに効果は大きく、HP以外に瘴気ゲージの上限も上がるため、瘴気が溜まってきたら採用して延命することもできる。
が、戦術には回復効果を持つ変異が存在しないので、これを取ってしまうと残る回復手段はポーションと吸血、エイリエネーションだけになる。
リカバリーとも好相性。いっそ両方起用するのも手。
生存
体力の高さと重量武器の隙が相まって、体力より先に瘴気が足枷になるケースが多い。
しかし生存には先制して瘴気を受けなくする変異がないため、いかに盾をうまく使えるかがカギとなる。
瘴気を回復できる変異はあるが、発動機会は限られるので過信は禁物。
生存振りであれば、最強の瘴気対策であるトニックをもっとも効果的に扱える。
苦手な場面で発動させておけば、10秒間は瘴気完全無効、ダメージそのものもHPボーナスと軽減でケアできるため、多少HPが減っていても強引な攻めが可能。
効果時間中は汚染された食べ物を拾ってもゲージが増えないため、ガストロノミーとの相性も良い。
積極的に盾を使うスタイルなら、盲信と組み合わせよう。クールタイムを大幅に短縮できる。
更に回避回生を積めばHP回復ソースにもなるが、瘴気回復はできないため、ここまで採用するかどうかは腕や変異枠と相談となる。
また体力・瘴気回復という点ではネクロマンシーが優秀。
ボス前に採用すれば、確実に瘴気回復ができる。
上限50%という制約こそあるものの、強力なHP回復ソースにもなるため、盾ブロックも積極的に取っていける。
道中での被弾が多いようであれば、早めに緩回復を採用しておこう。
エリート戦で瘴気回復チャンスを増やせ、ポーション回復量も強化できる。
また、どれだけ体力が余っても瘴気が溜まれば無駄になるため、メイン武器に与/被ダメージ2倍を付けることも検討できる。
ただし生存対応武器はどれも反撃をもらいやすいため、採用は慎重に。
瘴気の回復手段
瘴気の主な回復手段はポーションや食べ物だが、いずれも手に入る数は決まっている。
更に落ちている食べ物は汚染されている可能性があり、下手に拾うと逆にゲージが増加してしまう。
これだけに頼ることはできないため、別の手段をセットで考えておくこと。
食糧品店
道中の食糧品店では、瘴気-30%の「大きな咳止めシロップ」を買うことができる。
ただし購入チャンスは限られる上、それなりに高額。
こればかりを買って、ピンチの時に「回復薬+1」を買えなくなっては本末転倒である。
変異による回復・延命
HPは余るが瘴気ゲージだけは貯まる、という場合は変異による回復や延命を採用しよう。
いずれも発動タイミングが限られるため、発動機会を見極めて適切に運用したい。
- 緩回復
エリートを倒すと、30%の確率で瘴気ゲージ-1のアイテムを落とす。
セル4以降はエリートが激増するため発動チャンスは多いが、挑む際に余計な被弾を貰わないように。
- ネクロマンシー
ボス討伐で瘴気-4。チャンスは限られるが、確実に回復ができる。
- 第二の生
発動時に瘴気ゲージは0までリセットされる。
瘴気回復としてみた場合、最強の効果を発揮するが、取れるタイミングが初回・リセット直後限定、一度取得すると外せなくなる、復活してもHP25%なので相変わらずピンチのままなど、デメリットも非常に大きい。
- エイリエネーション
確定出現する呪い箱や金の扉にあわせて採用することで、瘴気ゲージを一気にリセット可能。減ったHPも一緒に回復できる。
もちろん一撃死のリスクは付きまとうが、受容や氷の装甲、スモークボムなどとセットで採用すればいくらか安全にはなる。
特に回復手段に乏しいが、遠距離から安全に敵を処理できる戦術ビルドではかなり有用。
- デッドインサイド
瘴気ゲージの最大値を上げることで延命ができる。
HPも上昇するため格段にやられにくくなるが、食糧のHP回復効果もなくなるため、別途HP回復手段が欲しいところ。
回復アイテムの落ちないボス戦前なら、気兼ねなく採用できる。
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