健康状況
概要 [編集]
住民の健康状況は幸福度に関わる要素の1つで、健康かつ衛生的な衣食住によって良好に保たれる。偏った食生活を続けたり、不衛生な環境で生活を続けていると集落全体に病気が蔓延するようになり、最悪の場合は集落が維持できなくなってしまう。また一部の生産施設では一定確率でけが人が発生することがある。
住民が怪我をしたり病気にかかったりした際は左上に通知が出る。通知をクリックするとその発生原因や対処法、予防法を知ることができる。現在療養中の人数などは左上のアイコンをマウスオーバーすると表示される。
原因と予防 [編集]
病気や怪我は主に以下の要因によって発生する。
食生活 [編集]
食料は栄養素から主に5種類に分けられ、それぞれをバランスよく食べられるよう供給することで住民の健康が保たれる。偏った食生活を続けていると壊血病など特定の病気にかかりやすくなり、また保存食の生産が間に合っていないと肉や魚をそのまま消費してしまい、食中毒を起こしやすくなる。
基本的に食事によって発生する病気は軽症で済むが、キノコによって発生するキノコ中毒は癒し手の庵など医療施設がないと重症化しやすい。
食料の他にも清潔な水がないと赤痢やコレラと言った病気が発生しやすくなる。そのため住居の周囲には一定間隔で基本的な井戸を建てておくといい。
衛生管理 [編集]
廃棄物が溜まって処理が滞っていたり、食料の保存施設が一杯で食料があふれたりすると、施設周囲にネズミが発生するようになる。ネズミはペストなど非常に危険な病気の発生原因にもなるため、堆肥集積場やネズミ捕りといった建物を配置して対策に務める必要がある。
また、各住居に石鹸を行き渡らせることによって、多くの病気の発生を抑えられる。
衣服と靴 [編集]
衣服と靴の配備は幸福度にも直接関わる重要な要素で、毛皮の外套があれば冬場の凍傷や咬傷による狂犬病の発生を抑えられ、靴があれば寄生虫の感染や破傷風を抑えることができる。
どちらも毛皮から加工できるため、なるべく早くから生産を始めることが望ましい。
治療と隔離 [編集]
住民は各住居に薬草を備蓄し、病気や怪我を患った際は住居に戻って治療を行うが、癒し手の庵や施療所を建てておくと快復が早くなったり、死亡するリスクを減らしたりすることができる。
また感染力の強い病気にかかった患者が出た場合、その患者を同施設に収容することによって、集落に病気が蔓延するのを防ぐことができる。
病気・怪我一覧 [編集]
病気 [編集]
腺ペスト [編集]
ネズミが媒介する腺ペストは、ノミによって伝染する可能性のある致命的な病気です。治療に失敗した場合、患者は永続的な障害を被ったり、命を落としてしまう可能性があります。ペストの発生を避けるために、穀物を穀倉に貯蔵し、食料貯蔵状態を改善し、家庭ごみを収集し、さらに必要に応じてネズミ捕りを採用することにより、ネズミの数を抑制してください。
集落の衛生状態が悪いとネズミが大量に湧くので、各住居に行き渡るよう石鹸を増産したり、廃棄物の処理が遅いようであれば堆肥集積場の数を増やしたりと言った対策が必要となる。またパンを保管している施設にはネズミが湧きやすいので、大量生産するようになったらネズミ捕りを活用するといい。
癒し手の庵や施療所があれば患者を隔離して治療を行えるが、ない場合は住居での療養となるため、感染が広がる可能性が高い。
コレラ [編集]
コレラは汚染された水を介して広がる感染症で、激しい嘔吐と下痢を引き起こします。感染者にきれいな水が提供できれば、回復の可能性は高くなります。住民が井戸を利用できるようにし、家から廃棄物を取り除いてください。
住居近くに基本的な井戸がないと発症しやすい。近くに水場があったとしても基本的な井戸は一定間隔で建てておいた方がいい。
風邪 [編集]
一般的な風邪は、薬草による療法が使用できれば、住民自身にも対処できる穏やかな季節性の病気です。治療をしない場合でも、肺炎に進行する可能性はわずかです。
肺結核 [編集]
肺結核に罹ると、発熱、咳、肺からの膿の漏出に苦しみ、治療しないと徐々に衰弱して死に至ります。ミルクをチーズに変えると、感染の可能性が低下します。
インフルエンザ [編集]
インフルエンザはそれ自体は中等度の害をもたらす季節性疾患ですが、治療せずに放置すると肺炎に進行する可能性があります。薬草で治療できれば、住民は働き続けることができ、回復する可能性も高くなります。癒し手のところに空いた寝床があれば、病気の蔓延を抑えつつ住民を回復させることができます。
冬場に子供と高齢者が発症しやすい。
天然痘 [編集]
天然痘は、発熱、倦怠感、嘔吐から始まり、最終的には病変が皮膚を覆う感染性の高い病気です。死亡率が高いことが特徴です。癒し手が感染者を隔離すれば、蔓延を抑止する効果があります。
腸チフス [編集]
不潔な環境から発生し、住民に広がる可能性のある感染症です。腸チフスは嘔吐、発疹、発熱を引き起こし、時には命にかかわることもあります。家から廃棄物を回収し、家に石鹸を行き渡らせ、ネズミの個体数を低く抑えることで、腸チフスの発生率を低減することができます。
寄生虫 [編集]
寄生虫による感染は、腹痛、嘔吐、発熱、発疹などの様々な症状を引き起こす可能性があります。寄生虫は、密接な接触、あるいは素足で行動することで感染が広がります。住民に靴、石鹸、きれいな水が確保されていること、そして家から廃棄物が適切に回収されていることを確認してください。
靴が行き渡っていないとよく発生する。狩猟で安定して毛皮を供給できるようになったら早めに靴屋で生産を始めた方がいい。
蜂刺され [編集]
まれに、ハチに刺された住民がアレルギー反応を起こし、ショック症状を起こすことがあります。こうした症状は自然に回復するかもしれませんが、癒し手による治療は回復の可能性を大いに改善します。
養蜂場を建てるようになると稀に発生する。
腸閉塞 [編集]
飢餓に追い詰められて正気を失った住民は、時として食べられない物を摂取し、腸閉塞を引き起こす可能性があります。自然に解消することもありますが、癒し手によって治療されない場合、しばしば致命的な状況に繋がります。
脱水 [編集]
水症状は、飲料水の準備が整ってさえいれば簡単に対処できますが、長時間続くと命にかかわる可能性があります。住居は淡水や井戸の近くに建設してください。
慢性疾患 [編集]
深刻な怪我を負ったり、病気の治療がうまくいかないと、長期にわたる慢性疾患に繋がり、住民が働けなくなる可能性があります。癒し手による治療と適切な栄養は、一部の慢性疾患の住民を時間の経過とともに回復させるのに役立ちます。
赤痢 [編集]
赤痢は、嘔吐や下痢を引き起こす可能性のある腸管感染症です。きれいな水源がないところに放置された住民は、脱水症によって命を失う可能性があります。
食中毒 [編集]
食中毒は、生または加熱が不十分な肉や魚を摂取することで発生することが多々あります。これは、調理用の薪を用意したり、肉や魚を燻製にすることで回避できます。食中毒は通常、致命的ではありませんが、癒し手がいれば確実かつ迅速な回復させるのに役立ちます。
凍傷 [編集]
低温に長時間さらされることによって引き起こされる組織損傷です。外套、靴、薪の供給を確保することで、凍傷を防ぎ、回復を早めることができます。
壊疽 [編集]
壊疽は、凍傷または怪我による開放創から発生する可能性のある、組織の感染症です。住民に外套、靴、薪を提供することで凍傷を減らしてください。
痛風 [編集]
ビールを頻繁に飲み過ぎると痛風に罹る可能性があります。痛風はまず関節の痛みやこわばりを引き起こしますが、腎不全に進行する可能性もあります。幸せな住民は飲酒量が少なくなる傾向があります。癒し手も助けになるかもしれませんが、通常、痛風は時間とともに回復します。
敗血症 [編集]
敗血症は、開放骨折または創傷を治療せずに放置し、そこからの感染が発生した場合に発症する可能性があります。この段階では手遅れかもしれませんが、熟練した癒し手であれば、肉体が感染を克服できるまで、何とか患者を生き永らえさせることできるかもしれません。
肺炎 [編集]
通常、ウイルスや細菌の感染によって引き起こされる肺の炎症状態です。肺炎は、治療しないと致命的となる可能性があります。
キノコ中毒 [編集]
食用キノコの多くの品種には、外見の似通った毒キノコが存在しており、経験豊富な採集者でさえ時として間違いを犯す可能性があります。薬を常備した癒し手が対処できることもありますが、キノコ中毒はしばしば致命的です。
狂犬病 [編集]
感染した動物の咬傷や引っかき傷によって広がる病気です。ラテン語では「怒り」という言葉を語源に持つ狂犬病は脳に影響を及ぼし、攻撃衝動や幻覚を誘発し、最終的には麻痺を引き起こします。ほとんどの場合、治癒することはできず、そのまま死に至ります。毛皮の外套は住民を咬傷から守り、この病気に罹る可能性を減らします。
咬鼠症 [編集]
名前が示す通り、鼠咬症は、ネズミによる咬み傷、引っかき傷、またはネズミの糞との接触によって広がり、発熱、嘔吐、および激しい筋肉痛を引き起こします。多くの場合そのまま回復しますが、治療を受けられない場合、時間がかかる可能性があります。住民に靴を履かせ、廃棄物を適切に収集し、穀物を穀倉に保管し、樽での貯蔵を行い、ネズミ捕りを利用してネズミの個体数を低く抑えるようにしてください。
壊血病 [編集]
アスコルビン酸の不足によって引き起こされる栄養失調です。壊血病は、果物や一定の野菜を供給することによって予防および治癒することができます。
破傷風 [編集]
穿刺傷などから発生する感染症です。破傷風は治療が難しく、住民に靴を履かせることで予防するのが最善です。
怪我 [編集]
複雑骨折 [編集]
採鉱や労役場での労働など、より危険な仕事をしている住民は、作業中に怪我をしやすい傾向があります。骨折が発生した場合、癒し手による治療を受けないと、不適切な治癒や感染症に繋がる可能性があります。
炭鉱、採鉄場、金鉱、砂採取場、粘土採取場、労役場といった建物で働く住民に稀に発生する。骨折した住民は暫くの間作業ができなくなる。
鷲による襲撃 [編集]
時折、ワシが襲ってくることがあります。こうした場合、襲われた住民が感染症に罹らないように、どんな傷であれ、癒し手に治療させるのが最善です。
足の怪我 [編集]
足の怪我は、住民が靴を履いていない場合に発生し、適切に治療しないと破傷風を引き起こす可能性があります。
靴を履いていないとここから破傷風や寄生虫の感染にもつながる。
足首の捻挫 [編集]
労働者として働く住民は、足首の捻挫のような怪我をしやすい傾向があります。
傷口の化膿 [編集]
戦闘中、または特定の職業での仕事で受けた傷は感染症を引き起こし、癒し手による治療が必要になる場合があります。癒し手がいなければ、薬草が助けになりますが、時には致命的な結果となる可能性があります。
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