幸福度
概要 [編集]
幸福度は集落の住民が今の生活にどの程度満足しているかを表す指標で、各住民の幸福度は複数項目の満足度を元に4段階で評価される。
集落が発足してすぐは住民も多くを望まないが、生活が豊かになるに連れ、住民から要求される要素も増えていく。
幸福度にかかわる要素 [編集]
幸福度は主に以下の10項目から判断される。
食料 [編集]
食料の備蓄量と食事のバランスによって数値が変動する。4ヶ月分以上の備蓄があれば基本的に高い満足度を維持することができる。また「タンパク質」「野菜」「果物」「穀類」「乳製品」の5種類のうち3種類以上を各住居に備蓄できるようになれば、高い満足度を得られる。
序盤は狩猟や釣りで十分賄えるが、人数が増えてくると農業や畜産を始めないと供給が追いつかなくなりがち。最終的には上記の作業で得られる燻製肉やパン、チーズあたりが主な食料になってくる。
健康度 [編集]
住民の健康状況によって変わる項目。清潔な環境を保っていれば高い数値を維持できる。各住居への石鹸の配備、堆肥集積場による廃棄物の回収を心がけるといい。またネズミが発生するようならネズミ捕りを設置して駆除を進めよう。
清潔な環境が保たれていないとネズミが大量発生するようになり、腺ペストなど疫病が発生して集落が崩壊することもある。
住居 [編集]
住民の数に対して小屋の数が足りていれば問題ない項目。大きな住宅や屋敷にアップグレードできれば居住者数が増えるため、狭い土地でもより多くの住民を生活させることができる。
なお、住居をアップグレードした後に好適度が低下したり修理の素材が足りなかったりすると住居が放棄されてしまい、住居の数が足りなくなってしまうので注意。特に修理が追いつかなくなると一気に複数の住居が放棄されて立て直しが中々追いつかなくなりやすい。
好適度 [編集]
住居の周囲に好適度を高める建物を敷き詰めればいい。そもそも中央集会所のティアを解放する条件の一部でもあるため、ゲームを勧めていれば自然と高い数値を維持できる。
靴 [編集]
靴屋で生産した靴が住民に行き渡っているかどうかで数値が変動する。靴がないと作業効率が落ちたり住民が病気にかかりやすくなってしまうため、狩猟を始めて毛皮が手に入る用になったら早めに靴屋を建てておくといい。
衣服 [編集]
麻の服や毛皮の外套が行き渡っていれば数値も高くなる。麻の服は紡績工房で亜麻を消費して、毛皮の外套は皮なめし工房で毛皮を消費して生産できる。
序盤は亜麻を育てる余裕があまりないため。まずは毛皮の外套を生産するといい。住民が増えてきたら作物畑を作って亜麻を育てよう。
家族 [編集]
死亡した住民が適切に埋葬されていない場合に数値が低下する。到達可能な場所に墓地を用意しておけば問題ない。墓地が一杯になったら通知が表示されるので、そうしたら新しい墓地を建てる必要がある。
ビール [編集]
最初のうちは要求してこないが、集落が発展して生活が豊かになってくると要求するようになる。ビールはティア3で建設できる醸造所で穀類から生産可能で、同じくティア3の酒場を設置することで住民たちに配られる。
幸福度が高いうちは問題ないが、幸福度が低くなると酒を飲んだ住民が暴れて被害を出すことがある。
娯楽 [編集]
集落が発展したり年数が経過するうちに要求されるようになる。劇場や酒場を建設することで重要を満たせる。ただし劇場は月の維持費がかかり、酒場はビールがないと娯楽を提供できないなど、他の要素を考慮した上で建設する必要がある。
贅沢品 [編集]
より良い住居に住むようになるにつれ需要が増してくる。陶器、ろうそく、ガラス製品、家具、スパイスが贅沢品に該当する。
上記品目の中ではろうそくが資源の生成に左右されにくいため、序盤からでも量産しやすい。ガラス製品は瓶詰工房で保存野菜やジャムを作るのにも使われるが、使い捨てになるためコスパが非常に悪い。贅沢品として住居に備蓄すれば税収も得られるため、よほど砂が余っていない限りは備蓄に回した方がいい。
幸福度の影響 [編集]
幸福度は住民の作業率や出生率、戦闘効率、そして移民の頻度など様々な要素に影響する。
幸福度が低い状態が続くと以下のような影響が出てくる。
- いくらかの資源を持って住民が集落を去る
- 酒を飲んだ住民が暴れ出す
- 出生率が低下する
- 移民が来にくくなる
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