#author("2022-04-11T21:25:35+09:00","","")
#author("2024-01-22T15:03:26+09:00","","")
[[変異]]
*基本情報 [#j7eab778]
(2.5時点)
|&ref(変異/Recovery.png,center,60x60,リカバリー);|リカバリー|
|参照ステータス|なし|

*入手場所 [#s3c07e58]
設計図ドロップ:[[膨眼の魔物]](5回目)
所要セル数: 

*性能・効果 [#pa815dfa]
ダメージを受けた後に、攻撃によってHPを回復させられる時間が3倍になる

*寸評 [#o771ef96]
この変異を語る上で「ラリー効果」という、聞き慣れないシステムの意味を知っておくことをオススメする。((一応Bloodborne等にほぼ同様のシステムが存在している))
[[基本メカニクス>基本メカニクス#k5fe2242]]に記載されているので是非見ておこう。
以下の寸評を読む前に、「ラリー効果」自体がよく分からないプレイヤーは、[[基本メカニクス>基本メカニクス#k5fe2242]]の該当項目を一読することをオススメする。

本題のこの変異の効果は、ラリー効果持続時間を3倍にするというもの。
簡単に言えば被ダメージ後に反撃することで回復可能な時間が3倍に延びる、というもので、扱いによっては回復薬レベルの文字通り「リカバリー」を行うことが出来る。
本題のこの変異の効果は、ラリー効果の持続時間を3倍にするというもの。
簡単に言えば被ダメージ後に反撃することで回復可能な時間が3倍に延びる、というもので、扱いによっては、スキル名通りに回復薬レベルの「リカバリー」を得ることも可能。

ラリー効果は元々の効果時間がかなり短く、特定の武器やスキルを扱わない限りほぼほぼ気休めのような部分が大きい。
それをこの変異で延ばせるのだが、この時の利点は大きく3つある。
ラリー効果は基本の持続時間がかなり短く、相性のいい武器やスキルを使っても有効に機能する場面は少ない。
この変異はその持続時間を延ばし、主に3つの利点をもたらす。

1つは単純に効果時間が延びるため、理論値的に回復可能な量が増える事。
これだけでも相当だが、理論値は理論値でしかないので実践でそのレベルの回復を行えるかは別である。
また、ラリー効果の時間が3倍だからといって、「回復可能な量が3倍」とは&color(#ff0000){ならない};点に注意。
1つ目は、理論上の回復可能なHP量が増える点。
とは言え、あくまで能動的に取り返すことが求められるため、「ラリー効果の時間が3倍」は「回復可能なHP量が3倍」と&color(#ff0000){イコールではない};点に注意。

2つ目が猶予時間が延びる事により、冷静な対処が可能になる事。
これは既にある程度ラリー効果の有用性を理解しているプレイヤーにとっては大きな点。
例えば大ダメージを喰らった後、通常のラリー効果ではすぐさま攻撃し返すでもないとすぐにオレンジのゲージが尽きてしまうが、この変異を採用していれば一度相手の攻撃が止むまで待機し、後隙に攻撃することで安全に回復&反撃を取れるだけの猶予を与えてくれる。
わざわざ回復のために深追いし、結果死に至るというパターンを減らすことができる。
2つ目は、強引な立ち回りを抑制しやすくなる点。
通常はダメージを喰らったら即座に反撃でもしないとラリー効果を利用できないが、この変異を採用していれば、ひとまず敵のコンボが終わるまでやり過ごす程度の猶予は得られる。
このため、回復を狙って強引に手を出し、さらに傷を広げるような事態を避けやすくなる。
ただし、ラリー効果が長引くことで誘惑が強まるとも言えるため、損切りの判断もできてこその利点ではある。

最後に耐久力の低いザコ相手に反撃しようにもすぐ相手が倒れてしまう場合、他のモンスターに攻撃すれば同様にラリー効果を得られるという事。
これはリカバリーを採用していなくても不可能ではないが、元が短いので現実的な有効戦術として取り入れることが可能、という意味。
更に関連する変異やスキルと組み合わせれば、血を流しながら高速で突き進むゴリ押しプレイもできなくはない。
3つ目は、ザコの群れを相手にしている状況でダメージを受けたが、目の前の敵は倒してしまったという場合に、他の敵を攻撃することで回復が間に合いやすくなる点。
通常は敵をまたいでのラリー効果には滅多に期待できないが、この変異を採用することでチャンスが大きく増える。
移動速度を高める変異やスキル等と組み合わせれば、血を流しながら高速で突き進むゴリ押しプレイもできなくはない。

元々ラリー効果自体が少々テクニカル故、理解も扱いも難しい所はあるが、それを緩く、扱いやすくしてくれる変異である。
扱いに長ければ並の防御変異を凌駕する持久力を発揮するため、大ダメージを負う事が多い、という人は一度使って慣れてみることも良いだろう。
注意点としては、純粋に守備的な変異であるため、火力を高められる変異枠が1つ潰れる点がある。
また、被ダメージを軽減する効果はなく、付けるだけで生存性が向上する訳ではない点にも留意したい。

弱点を挙げるならば、まず1つは変異枠を1つ消費するので火力が多少なりとも最大からは落ちる点。
またダメージの入り自体を緩くする訳では無いので、限界を超えた連続被弾を受けると普通に死ぬ点にはくれぐれも注意。
ラリー効果の性質上、攻撃をこまめに撃てる手数系の武器が有効なので、単発系で採用する際は他の変異とも照らし合わせてみよう。
例えば[[ヘヴィクロスボウ]]等、一発で多量の攻撃判定を生むタイプはダメージキャップの影響も受けにくく、相性が良いと言える。

ラリー効果の都合上、攻撃をこまめに撃てる手数系の武器が有効なので、単発系で採用する際は他の変異とも照らし合わせてみよう。
例えば[[ヘヴィクロスボウ]]等、一発で多量の攻撃判定を生むタイプはダメージキャップの影響を受けにくく、相性が良いと言える。
局所的だが[[ナイフ・スロワー]]や[[スコーピオン]]らの毒によるダメージに対する対抗策としては非常に有効で、殴れる敵がいれば毒のダメージを相殺レベルまで取り返すことも可能。

また局所的だが[[ナイフ・スロワー]]や[[スコーピオン]]らの毒によるダメージに対する対抗策としては最高レベルで、殴れる敵さえいれば毒の分のダメージをほぼ無かったことにできる。
また、上達には繋がりにくいが、勝てないボス敵を暴れプレイででもとりあえず突破したいという場合は、ドツキ合いの定番である[[ヴェンジェンス]]や、ラリー効果には悪影響がない[[デッドインサイド]]と併用してみるのも一策。
*コメント [#radfa632]
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