#author("2023-05-03T19:42:44+09:00","","")
#author("2024-01-07T02:20:50+09:00","","")
[[パワー]]


*基本情報 [#e63563a0]
(2.7時点)
|&ref(パワー/フラスコ瓶.png,nowrap,60x60,フラスコ瓶);|フラスコ瓶|
|カテゴリ|パワー|
|参照ステータス|&ref(基本メカニクス/brtr.png,nowrap,60x60,Brutality){};|
|レベルボーナス|ダメージ軽減|

#region(以前の性能)
(2.6時点)
|&ref(パワー/フラスコ瓶.png,nowrap,60x60,フラスコ瓶);|フラスコ瓶|
|カテゴリ|パワー|
|参照ステータス|&ref(基本メカニクス/brtr.png,nowrap,60x60,Brutality){};|
|レベルボーナス|ラリー割合&br;ダメージ軽減|
#endregion
*入手場所 [#t4bea737]
[[牢獄]]にランダム配置される『Blasphemous』のパロディ部屋(セルの投入は不要で、部屋を調べるだけでアンロックされる)


*性能・効果 [#j7975712]
(3.0.4時点)
(3.4時点)
|クールダウン|10s|
|レジェンダリー固有補正効果|自分の周囲の地面を油で覆い、炎上させる|
|レジェンダリー固有補正効果|このアイテムを使った後の2秒間、最大HPの70%のボーナスHPを獲得する|
0.2秒の使用動作をとり、5ダメージ(固定)を受ける。使用時のダメージ判定の詳細は以下のとおり。
-連続キルカウントはリセットされない
-呪い状態でも死亡しない
-ダメージがトリガーとなる装備や変異に影響する
--[[絶望の剣]]のクリティカル条件
--[[精巧な剣]]のクリティカル消滅
--[[戦うフクロウ]]の消滅
--[[フローレス]]のクリティカル消滅
--変異:[[ヴェンジェンス]]の発動
--敵にくっつけた[[ホムンクルス・ルーン>ルーン]]の強制帰還
-盾装備中でも被弾時の0.5秒バリアは発動しない
-発動時の被ダメージ量は各種ダメージ増減効果の影響を受ける
-HP5以下で使用すると死亡する

//&color(#ff0000){※2.7時点では一部ハードでは説明文が2.6版のままだが、ラリー効果は削除済みなので注意。};

#region(以前の性能)
(2.6時点)
|クールダウン|10s|
|レジェンダリー固有補正効果||
一瞬の使用動作をとり、ごく微量のHPダメージを受け、失われているHPの25%がラリー状態となる。
ラリー変換割合はステータスにより増える。
使用時のダメージ判定の詳細は以下のとおり。
-連続キルカウントはリセットされない
-呪い状態でも死亡しない
-ダメージがトリガーとなる装備や変異に影響する
--具体的には[[絶望の剣]]のクリティカル条件、[[戦うフクロウ]]の消滅、[[ヴェンジェンス]]の発動など
#endregion

//**チェイン特性
//(1.1.10時点)
//|段数|通常|クリティカル|気絶補正|準備|待機|硬直|
//|1|60|-|0%|0.4s|0s|0.1s|
//|2|90|-|+15%|0.45s|0s|0.2s|
//|3|220|-|0%|0.5s|0s|0.3s|
//|合計|370|-|-|>|>|1.95s|


*寸評 [#jd7ef47c]
(3.0.4時点)
『Blasphemous』とのコラボスキル。
ごく微量のダメージを受けるだけという、一見すると何の役にも立たなそうな効果を持つ。
//一応持っているだけでダメージ減少効果はあるものの、それだけが目当てなら何もこのスキルにこだわる必要はない。

このスキルの真価は「キルカウントを維持しながらダメージを受けた扱いになる」という点にある。

わかりやすいのが[[絶望の剣]]との組み合わせだろう。
クリティカル条件をノーリスクで充たせ(([[吸血]]はダメージ判定が特殊なため条件を充たせない))、近接武器として頭一つ抜けた火力を出せる。
しかもクリティカル状態は8s続くので、素のクールタイムでもわずか2sしか隙間がなく、ほぼ常時クリティカル・高火力と言って良い。
[[達人の本能]]との相性も抜群。隙間2sをなくしつつ、もうひとつのスキルの回転率も大幅に高められる。

同様に、変異:[[ヴェンジェンス]]の発動条件も充たせる。
こちらは変異枠を1つ使うが、武器を選ばずに8秒間与ダメ+60%以上・3秒間被ダメ-30%という破格のバフを得られる。
もちろん[[絶望の剣]]との併用も可能。

現状ではほぼ上記2種のためにあるようなものだが、どちらも強烈な効果を持つためこれだけでも採用の理由になる。
特に[[ヴェンジェンス]]は武器の縛りがほぼない((精巧な剣とフローレスはクリティカルが途切れてしまうため併用できない))ため、火力アップを積みづらい武器種では大きな助けとなってくれるだろう。

フラスコ瓶による自傷ダメージは道中キルカウントのみならず、ボスノーダメージチャレンジのダメージ判定にも入らない。
ボス戦でも遠慮せず使ってやろう。チャレンジドアのレジェンダリー入手がぐっと近づく。

適用される補正効果のバリアントが少ないせいで、毒ガスや敵をしびれさせるなどの範囲効果がほぼ確定で付随する。
小物対策としても非常に有用な反面、敵を起こさずにこのスキルを起動するのは少々厄介だと認識しておくこと。

なお、レア補正効果の「盾を作り出す」はv2.8で付かなくなった。
それ以前のバージョンで遊ぶ際は、これが付くと自傷判定がなくなるため一応注意。

#region(以前の寸評)
(2.6時点)
『Blasphemous』とのコラボスキル。[[ラリー効果>基本メカニクス#k5fe2242]]を能動的に発動し、HPを回復できる。
[[吸血]]をものすごくマイルドにした性能。ラリー変換割合こそ半減したが、使用時のダメージは無視できるほど微量で、クールタイムも10sと大幅に短くなった。そして、こう見えて''連続キルカウントは維持される''。

使用のリスクが無いので、敵集団や強敵と戦う前に気軽に使うことができる。素の状態ではラリーしうる量に限度があるが、微量でも使い放題に近いHP回復として価値がある。回復設備が減る高いBC帯でこそ役立つ。

最大限に活用するのであれば、[[ラリー効果>基本メカニクス#k5fe2242]]の仕様をただしく把握しておきたい。
-無敵時間中はラリー回復量が0.65倍のペナルティがかかる。
フラスコ瓶発動時に[[防壁]]や[[補正効果]]「盾を作り出す」を重ねないように意識したい。
-ラリー効果での一撃で回復できるHP量は、ラリー状態になった当初のHPの20%が上限。
元々そこまで多くのHPをラリー状態にできないこともあり、一撃が重すぎる武器ではかえって回復しづらくなることも。
-ラリー効果で回復できるのは武器攻撃時のみ。
&color(#ff0000){スキルによる与ダメではラリー回復ができない};。

ラリー効果を強めたいなら、変異:[[リカバリー]]と組み合わせて運用する手も。
猶予時間が3倍に伸びることは、単に回復回数を増やせるだけでなく、落ちついた攻めができるようにもなる。
とはいえ条件が緩く、一撃ラリーするだけでも使い物にはなるので、わざわざ変異一枠を割かなくても充分かもしれない。

また、キルカウントを維持しつつダメージ判定を出せる部分を活かしたコンボも考えられる。
わかりやすいのが[[絶望の剣]]との組み合わせだろう。
クリティカル条件をノーリスクで充たせ(([[吸血]]はダメージ判定が特殊なため条件を充たせない。もっとも充たせたとしてかなりのリスクに変わりはないが))、近接武器として頭一つ抜けた火力を出せる。
しかもクリティカル状態は8s続くので、素のクールタイムでもわずか2sしか隙間がなく、ほぼ常時クリティカル・高火力と言って良い。
高い火力はラリー効果にも役立つので、互いに引き立て合える名コンビだ。
またほぼ常時クリティカルゆえに、[[達人の本能]]との相性も抜群。隙間2sをなくしつつ、もうひとつのスキルの回転率も大幅に高められる。

同様に、変異:[[ヴェンジェンス]]の発動条件も充たせる。
こちらは変異枠を1つ使うが、武器を選ばずに8秒間与ダメ+60%以上・3秒間被ダメ-30%という破格のバフを得られる。
もちろん[[絶望の剣]]との併用も可能。

やりすぎると暴虐ビルドで他の武器を握れなくなってしまうかもしれない。利用はほどほどに。

レア補正効果の「盾を作り出す」との相性は良くない。
被ダメージが無くなってしまうためラリー効果のトリガーも得られず、スキル本体の効果の一切が失われてしまう。
クールタイム10秒で無敵時間を作れるという点自体は悪くないのだが、積極利用しないのであればさっさとマイナー・フォージにかけてしまうのがいいだろう。
#endregion
*余談 [#g28d8153]
このスキルは原作『Blasphemous』の回復アイテム"胆汁のフラスコ瓶"を再現したもの。
この手のゲームとしては珍しく回復発生1Fで、一瞬でも使用動作に入ればフルに回復効果を得られるものだった。
なおフレーバーテキストはBlasphemousではなく、某超有名ハクスラ((Diabloシリーズ))への言及となっている。

原作の使用動作は「''フラスコを顔面に叩きつけ割って''中身をかぶり、"父なる神"のシンボル"8の字"を指で切る」というもの。
DeadCellsではフラスコを叩きつけるところだけ再現されている。実装当初はラリー効果が発生したが、v2.7で回復関連の効果は削除され、ただダメージを受けるだけのものとなった。%%効果における原作再現要素が皆無になってしまった%%
ちなみに「ラリー効果」にあたる、原作で敵を叩いて回復する要素は、祈詞"サエタ・ドロローサ"((いのりことば。いわゆる魔法。MPにあたる"熱情"を消費して、遠隔攻撃や自己強化など様々な効果を得られる。サエタ・ドロローサはスペイン語で、和訳すれば「悲哀のアカペラ」。))がある。

なお、DeadCells日本語版では「フラスコ瓶」という訳が当てられているが、英語版では「Face Flask(顔面フラスコ)」という身も蓋もない名前になっている。

スキン"悔悟者"((原作の主人公。英:Penitent One。縦長い金属の被り物"カピロテ"が印象的))は、このフラスコ瓶によって致死ダメージを受けることで直接アンロックされる。トレーニングルームでも達成でき、セルの追加投入は不要。
達成は[[吸血]]やトラップでHPを調整するのが手っ取り早い。また直接アンロックなので、入手さえできればそのステージをクリアせずに死んでしまっても問題ない。
ただしスキンのアンロック時は死なずに続行できるが、アンロック後はフラスコ瓶で致死ダメージを受けると普通に死ぬので注意。

*コメント [#yaadcbd3]
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