ジーロット

カテゴリ：アーキタイプ

ジーロット(Zealot)
クラス	伝道者

ジーロットは『Warhammer 40,000: Darktide』で選択可能なアーキタイプの1つ。

クラス [編集]

伝道者

近接戦闘に特化したクラスで、ヘルスが低下するほどダメージが上昇する。

設定 [編集]

ジーロットとは、〈帝国聖教会〉(エレクシアーキー)によって集められた狂信者の民兵集団である。ジーロットは別名「フラテリス民兵(フラテリス・ミリティア)」とも呼ばれており、元々は「フラテリス・テンプル隊」の非公式な後継組織として知られている。

ジーロットたちが信仰してる「帝国正教(インペリアル・カルト)」は、〈人類の帝国〉における二大国教のうちの一つだ。〈帝国聖教会〉と呼ばれる組織によって管理されており、〈人類の帝国〉の君主である「皇帝」を崇拝している。
〈帝国聖教会〉は別名「帝国宗務局」とも呼ばれ、創設以来、〈帝国信条集〉(インペリアル・クリード)の布教と、その実施の監督を行う機関となっており、数多くの「説教師(プリーチャー)」や「贖罪司祭(コンフェッサー)」、「伝道師(ミッショナリー)」、「枢機卿(カーディナル)」らによって、無数の人類が皇帝陛下に捧げる祈りを見届けている。数十億、数兆に及ぶ〈帝国〉の臣民が、〈帝国聖教会〉を通じて信仰からの逸脱がもたらす危険を学び、また、不信心がいかなる病魔よりも恐ろしき感染性と致死性を持つことを知る。
また、異端を思わせる活動を行った者には破門が言い渡され、信心を失った者が隣人や同僚、家族の中にいることを宗務局に報告せぬ者は、自らも大逆者に等しい罰を受ける。

〈帝国〉内において〈帝国聖教会〉の存在から逃れることは、ほぼ不可能といってよい。兵務局複合工場の労働者や下水に住まうギャングから、世俗離れした官僚機構の書記官や前線で戦う防衛軍兵士に至るまで、銀河系に住まう人類のほぼすべてが、皇帝陛下の神性さを示す概念が深く染み込んでいる。
彼らは皆、皇帝陛下の名誉を称えるために汗を流し犠牲を捧げる必要性を知っている。そして、 そのような要求にが満たされなかった際に降り注ぐ報復の懲罰を何よりも恐れているのだ。

ジーロットは〈帝国聖教会〉によって行われる征戦である〈信仰の闘争〉へと参加する。〈信仰の闘争〉は通常、〈帝国聖教会〉の正式な軍事組織である修道聖女会(アデプタ・ソロリタス)が中心となって異端者らに対して攻撃を仕掛けるが、中には熱狂的な帝国聖教の信者らも共に参戦することも珍しくない。
ジーロットもそうした狂信者集団の一種であり、彼らの出自は一切問われない。しかし、聖職者らはジーロット部隊の結成には慎重な姿勢を示している。
何故ならば、まともな訓練を受けていない狂信者たちを統率することは困難であり、場合によってはジーロットを率いる聖職者自身にも被害が被ることもある。更にジーロットたちの熱狂ぶりがもはや頂点に達すると、人類の敵に罰を与えるために、全く罪のない一般臣民が殺害されてしまうことも珍しくない。
最悪の場合、ジーロットたちはしばしば目的を失うこともあり、戦場となった惑星の原住民を襲撃し、略奪や虐殺を行う放浪の盗賊団へと堕落してしまう。
しかし、皇帝への揺ぎ無き信仰心と強力な統率力を持つ者によってジーロットたちが率いられた場合、彼らはベテラン兵士でさえ恐怖で怯えるような状況でさえも、勇敢に立ち向かって行動することで知られている。

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