シミュラクラム

2023-11-12 (日) 01:52:11

概要 [編集]

シミュラクラム(Simulacrum)モードは、2022年3月2日に配信されたDLC「Survivors of the Void」で追加できるタワーディフェンスモード。

テレポーターイベントのようなものを連続して行い、何WAVEまで到達できるを挑戦する。感覚としてはVoid FieldsのCell Ventイベントを繰り返していく感じに近い。
ボスを倒してゲームクリア!などのゴールはなく、全滅するまで続くエンドレスモード。

基本ルール [編集]

中心に置かれたAssessment FocusというCell Ventに似た紫のヤドカリにインタラクトすると、安全区域が広がりWAVEが開始する。

安全区域の外はVoid Fogがかかっており、敵も味方も持続ダメージを受ける。
持続ダメージは2次曲線で増えて行くので、エリア外に長時間滞在する場合は注意が必要。
エリア外のBoxを獲得しに行く場合、行きより帰りのほうがダメージが多いので1/3減ったら戻ることを心掛けたい。

1WAVEをクリアするごとにCell Ventイベントのようにプレイヤーの人数と同数だけ報酬のVoid Potentialが排出される。
Void Potentialは開くとランダムなアイテムが3つ並べられており、その中から好きなアイテムを選んで取得できる。

5の倍数のWAVEごとにボスWAVEが発生する。ボスWAVEで出現する緑のVoid Potentialの中身のレアリティは緑アイテム以上のみとなる。
10の倍数のWAVEごとにEvolutionのアーティファクトのように敵が1つずつアイテムを獲得していき、性能が強化されていく。10の倍数のWAVEをクリアすると、次のステージ移動へ移動するための無限のポータルが出現する。
1ステージにつき、10WAVEを行う。

大まかな流れ [編集]

①Assessment FocusにインタラクトするとWAVEが開始され、10秒間のインターバルを挟みながら通常WAVEを4回→ボスWAVEを1回の5WAVEを連続して行う。
②Assessment Focusが浮遊しながら別の位置に移動するので、Void Fogのダメージを受けないようについていく。
③Assessment Focusが着地して地面に潜ると再度インタラクトできるようになるので、①の流れをもう一度行う。
④最後のボスWAVE(10の倍数のWAVE)の開始時に敵がアイテムを1つ獲得して強化されていく。
⑤10の倍数のWAVEが終わると無限のポータルが出現し、次のステージへ進行可能となる。

その他のルール [編集]

  • マルチプレイの場合、全てのプレイヤーが同時に倒れたらゲームオーバーとなり、死亡者は1WAVE終了するごとに復活できるので、死んだ場合の待ち時間が少なく気軽に遊べるモードになっている。
    報酬のVoid Potentialは参加人数と同数出るので、仲良く、1人で独占しないように!
    50WAVEを超えると狭い空間で即死級の流れ弾が激しくなるので、簡単に復活できるマルチプレイのほうが楽かといわれるとそうでもない。
    使用したサバイバーが「最大何WAVEまで到達できたか」は自分のデータに記録され、シングルプレイのシミュラクラ厶のサバイバー選択画面で確認できる。
  • 敵のレベルは、クラシックモードの最大レベルである99と違い、9999まで上がる。難易度が暴風雨の場合、WAVE205~215あたり(所要4~5時間)で最大レベルに到達し、それ以降はAIディレクターが機能せず敵が出なくなる(クラシックモードと同じ現象)。最大レベル9999に到達しても特殊なアンロックや実績解除はないが、クラシックモードの最大レベル到達より難しいので自己満足を得られる。
  • ルートボックス(ルナポッドや空虚のゆりかごを含む)、3Dプリンタースクラッパー は出現する。
    ドローン空虚の種子 は出現せず、祭壇は血の祭壇のみ出現する。Sacrificeのアーティファクトがオンになっていると各種ルートボックスの代わりに大量の血の祭壇が配置される。
  • Void Potentialからは通常の装備品は出現しないが、青のVoid Potential及びEulogy Zeroによって上書きされた場合にはルナ装備品が出現する。通常の装備品の入手はマルチターミナルか装備品バレルのみ。
  • 10WAVEごとに敵が獲得するアイテムのレアリティはEvolutionのアーティファクトと同様に順番が決まっているので、50WAVEごとに1回、敵が赤アイテムを獲得することになる。
  • 51ウェーブからは上位エリート(Malachite, Celestine)が出現するようになる。
  • ステージはクラシックモードに登場する一部ステージを円柱状に切り取ったもので、落下箇所が多くなっている。
  • 以下のアイテムはシミュラクラムモードには出現しない。
    支配のアーティファクトを使っても、選択画面で鍵マークがかかっており選ぶことができない。
    Bundle of Fireworks (花火の束)
    Squid Polyp (イカのポリプ)
    Spare Drone Parts (ドローンのスペア部品)
    Halcyon Seed (ハルシオンの種子)
    Focused Convergence (収束)
    Beads of Fealty (忠誠の数珠)
  • 「シミュラクラムモードの50WAVEをクリアする」は、DLCサバイバー「ボイd?? フィーンド」をアンロックする実績解除法の内の1つになっている。

WAVE [編集]

通常WAVE [編集]

報酬:白いVoid Potential【コモン(白)88.4%、アンコモン(緑)11.0%、レア(赤)0.3%、ボス(黄)0.3%】

通常WAVEでは約9.1%の確率で、WAVE開始から次のWAVEが開始するまでの間のみ以下のアーティファクトの中から1種類が適用される祝福イベントが発生する。

  • Spite(悪意):敵が死亡時に複数の爆弾を落とす。
  • Command(支配):出現するアイテムがコマンドエッセンスに置き換わるようになる(WAVEのクリア報酬もコマンドエッセンスになる)。
  • Glass(ガラス):ダメージが500%に増加するが、最大体力が10%になる。
  • Dissonance(不和):そのステージで通常では出現しないモンスターが出現するようになる。
  • Kin(血族):出現する敵の種類が1種類になる。
  • Frailty(虚弱):落下ダメージが2倍になり、落下ダメージで死ぬようになる。
  • Soul(魂):敵を倒すと青いLesser Wispが出現するようになる。
  • Enigma(謎):装備品を使用する度に別の装備品に切り替わるようになる。

ボスWAVE [編集]

ボスWAVEは5の倍数のWAVEごとに1回必ず発生する。また、ボスWAVEでのみ発生するイベントでは報酬のVoid Potentialの種類も変わる。

クラシックモードと違い、登場したボスモンスターを倒したからといってそのボス固有のボスアイテムがドロップするわけではなく、報酬に出る緑や赤のVoid Potentialから、高確率でボスアイテムが出現する。
Newly Hatched Zoeaはボイドアイテムだが紫のVoid Potentialからは出現せず、ボスアイテムの枠で出現する。

取り巻きとして出現する他の雑魚モンスターも全て赤い体力バーを持ったボスモンスター属性になるため、このWAVE中はArmor-Piercing Roundsの恩恵が大きい。一方でLost Seer's Lensesは無意味なアイテムとなる。

  • 通常ボス(約85.5%)
    報酬:緑のVoid Potential【アンコモン(緑)84.2%、レア(赤)7.9%、ボス(黄)7.9%】
    • 通常のボスモンスターが出現する普通のボスWAVE。出現するボスの種類はそのステージ固有のものとなるが、CommencementステージではMithrixが出現するのではなく、ルナキメラのみでPerfectedエリートが通常WAVEより多く含まれるようになる。

  • ボイド(約8.5%)
    報酬:紫のVoid Potential【ボイドコモン(紫)79.2%、ボイドアンコモン(紫)19.8%、ボイドレア(紫)1.00%】
    • Voidモンスターのファミリーイベントが発生する特殊なボスWAVE。出現するモンスターがVoidモンスターのみとなる。このモードで唯一のボイドアイテム入手ルート。

  • ルナ(約3.3%)
    報酬:青のVoid Potential【ルナ(青)100.0%】
    • ルナキメラのファミリーイベントが発生する特殊なボスWAVE。出現するモンスターがルナキメラのみとなる。このモードで数少ないルナアイテム入手ルートの1つ。

  • Scavenger(約1.6%)
    報酬:青のVoid Potential【ルナ(青)100.0%】
    • ボスとしてScavenger1体以上が出現する特殊なボスWAVE。出現数はプレイヤーの人数や到達レベルでスケールするが、クリア時の報酬の数は増えない。他のモンスターは出現せず、報酬のVoid Potentialとは別にScavengerの袋からもアイテムが獲得できる。このモードで数少ないルナアイテム入手ルートの1つ。

  • Mithrix(約1.6%)
    報酬:赤のVoid Potential【レア(赤)80.0%、ボス(黄)20.0%】
    • ボスとしてMithrix1体のみが出現する特殊なボスWAVE。他のモンスターは出現せず、Mithrixは第1フェーズの個体を倒すのみで終了する。報酬の赤いVoid Potentialは確定で高レアリティのアイテムを獲得できるので、ボーナスステージ的なボスWAVEである。

攻略のためのTips [編集]

  • 5WAVE目のボスWAVEの後(5WAVE目と6WAVE目の間)は必ずステージ内の移動になる。Void Fogの影響で同じ位置に戻れなくなることが多いので、5WAVE目のボス報酬はアイテム選択を悠長に選んでいる時間がない。取り逃さないようにしよう。
    因みにAssessment Focusの上は移動中でも乗ることができるので、天井が低い場所や壁を通過しない限りは安全に移動することが可能。
  • このモードの安全区域はVoid FieldsVoid Locusと違い、球体ではなく円柱になっている。上空に長く滞在したり高跳びできるサバイバーは相対的に強化となる。左右ではなく上下に広く空間があることを有効的に使えると攻略が捗る。
    この安全区域はそのWAVEの最後のモンスターが出現してから60秒が経過すると範囲が狭くなり始め、最終的に安全区域が消滅し、Void Fogの中で戦闘をすることになる。安全区域が無くなっても敵を全滅させてWAVEをクリアすれば安全区域は復活するので安心しよう。
    なお、当然ながら敵もVoid Fogでダメージを受けるので、回復手段を持っている場合はWAVE最終局面を逃げ切って敵の体力が先に無くなるのを待ったり、安全区域外に1度出ないと到達できないような高台に位置し歩行する敵の移動経路をVoid Fogに仕向けるのも有効な攻略手段であることを覚えておきたい。
  • Command(支配)の祝福イベント中はドロップしたアイテムが全てコマンドエッセンスになるので、3Dプリンターを利用するとコマンドエッセンスを量産できる。支配の祝福イベントが起きたら近場の3Dプリンターを探し、アイテム整理や任意のビルド構築が可能になる。
  • Enigma(謎)の祝福イベントで装備品が変わってしまうことがある。そのため、装備品を主軸にしたビルドでも装備品を自動で発動してしまうGesture of the Drowned(溺死者もどき)を採用するのは、このモードでは止めたほうが良い。
  • 大記録を狙う場合、クラシックモードより同時に沸かす敵の数が多い上に同時に発生するため、WAVE開始時の処理が激しく、最大の敵はフレームレートの低下やゲームクラッシュになる。特に通常プレイでも分裂で負荷の大きいGupはスポーンと同時に倒すと更に負荷を悪化させる上、狭い戦場で近距離に大量に出現して広範囲の攻撃をしてくる最悪のモンスターとなる。多数のモンスターに連鎖経路を計算をしてしまう大量スタックさせたときのウクレレや、当たり判定のあるオブジェクトを敵死亡時に大量生成するモンスターの歯や儀式用の短剣などは、ゲーム終盤になったらスクラッパーで手放すなど、負荷対策が必要。

  • シミュラクラムモードで重宝するアイテム
    • Roll of Pennies (硬貨のロール)
      シミュラクラムモードは能動的にお金を貯める手段が乏しく貯まりにくい仕様なので、序盤に拾えると大きな金策となる。コモンアイテムの中では何よりも優先して取得したいぐらい優秀。Blazingエリートがいたら、発火を受けて持続ダメージでお金稼ぎをするチャンス。
      マルチプレイならば味方のHellfire Tincture(業火のチンキ)に焼かれるという協力手段も取れる。
      同じく金策アイテムとなるBrittle Crown(はかない王冠)はこのモードでは入手が難しい上、宝箱を取りに行く途中にVoid Fogのダメージでお金が減ってしまい迅速なアイテム回収を求められるので、このモードでは扱い辛い。
    • Warbanner (戦旗)
      戦場の範囲が限られているので数を積めば恩恵を受けやすく、クラシックモードよりも有用に働きやすい。ただし、WAVE開始は発生判定とならないのでレベルアップのみで展開することになる。マルチプレイでは分散して所持することで同時に複数設置することも視野に入れたい。
    • Lepton Daisy (レプトン・デイジー)
      こちらはWarbannerと違い毎WAVE展開されるため定期的な全体回復手段として働くこととなり、このアイテムもクラシックモードより運用がしやすい。
    • Interstellar Desk Plant (惑星間デスクプラント)
      テレポーターイベントを繰り返すゲーム性なので、定点に強力なサポートエリアを生成するこれらのアイテムは、クラシックモードよりシミュラクラムでこそ本領を発揮する。
    • Weeping Fungus (涙のキノコ)
      スプリント中の恒常的な体力回復によって、Void Fog内での活動時間を大幅に引き伸ばすことができる。クラシックモードと違って敵のレベルが無制限に上がっていく都合、貪欲に安全区域外のルートボックスを集めていかないと物量を処理しきれず圧殺されるため優先度は高めといえるだろう。
    • Eulogy Zero (追悼ゼロ)
      普段はあまり見向きされないアイテムだが、このモードに限っては運が絡むとはいえ貴重なルナアイテム獲得手段となる。
      赤アイテム確定ボックスがルナアイテムに変わってしまったりとクラシックモードでは嫌な思いをすることもあるこのアイテムだが、Evolutionのアーティファクトとこのアイテムの関係のように「10WAVEごとに敵が獲得するアイテムにも適用される」
      ShurikenUnstable Tesla Coilといった敵に持たれると即死級のアイテムを回避できるため、安定したWAVE攻略を狙うには非常に有効。自分が拾う赤アイテムがルナアイテムに変わるぐらい、数時間のチャレンジが一瞬で無駄になるよりマシという考え方。
      3Dプリンターの排出アイテムもルナアイテムに変わる可能性があるので積みたいルナアイテムをとことん積んだり、Shaped Glassの3Dプリンターならば最大体力減少を利用してVoid Fogの計算式によるダメージペースを下げて長時間活動できるようにできたりなど、有用な使い道は多い。

      Eulogy Zeroは「ステージ生成時は運の要素が影響しないので、環境オブジェクト生成に対してEulogy Zeroが働くときは57 Leaf CloverPurityの影響は受けない」とされているが、シミュラクラムの報酬のVoid Potentialや10WAVEごとの敵の取得アイテム選定に対してEulogy Zeroが働くとき、運の要素が影響するかどうかは不明。

コメント [編集]

最新の20件を表示しています。 コメントページを参照

  • このモードはPS4では遊べないんですよね?CS版への実装は予定なし? -- 2022-12-02 (金) 03:51:59
    • CS版の実装時期は未定へ変更になった。ちょくちょく公式ツイッターとかチェックしておくといい -- 2022-12-03 (土) 00:13:59
    • マルチだとめちゃめちゃ面白いモードだけど、クラシックより敵が出すぎてクラッシュする可能性も高い
      CS機の性能じゃ無理ってのもわかる -- 2023-07-16 (日) 10:28:46
  • 大体100Waveいったらやめちゃうけど、死んでもすぐ復活できるからフレンドとマルチでワイワイやるには良いモードだね。序盤はまったりできるし、人数多いと終盤の弾幕はヒリつくし。 -- 2023-11-10 (金) 11:39:38
  • イージーだとつまらないがモンスーンだと歯応えがあって面白いね。ローグライトは簡単だと直ぐ飽きる -- 2023-12-07 (木) 15:43:49
  • マルチで遊ぶとレベルが上がるにつれて敵の数がえぐくなって楽しすぎた。50ウェーブ超えて硬い上位エリートが山のように出てきてからが本番ってかんじ。 -- 2024-03-18 (月) 09:01:27