基本的なシステム
マルチプレイ/PVP [編集]
『Fallout 76』はシリーズ初の完全マルチプレイタイトルとなる。プレイヤーは全員ゲーム開始時に自動的にサーバーへ割り振られ、以後任意にサーバーを切り替えることが可能となる。
1サーバーの人数は24人+αとされており、フレンド招待用に余分に枠が設けられているものの、実際の最大プレイ人数は不明。
サーバー内のプレイヤーは全てマップ上に表示される。
PvPについて [編集]
- レベルが5に到達するとPvPが可能になる。
- プレイヤーは他のプレイヤーに対して攻撃を行うことができるが、相手が攻撃をし返してこない場合は与えられるダメージが大幅に減少する。
- 戦う意志のないプレイヤーを殺害した場合、そのプレイヤーは"指名手配"され、懸賞金が掛けられる。指名手配されたプレイヤーはマップ上に赤色のアイコンで表示される。
平和主義モード [編集]
- プレイヤーはオプションから任意に"平和主義モード"を有効にすることができる。平和主義モードが有効である場合、他のプレイヤーに対して不意にダメージを与えてしまうことがなくなる。ただし、他のプレイヤーから受けるダメージは無効化できない。
- 平和主義モード中にプレイヤーが他人を殴り、平和主義モードではない他人が応戦してきた場合は他人が指名手配される
キャラクターの成長 [編集]
キャラクターは戦闘やクエストを通して経験値を得ることができ、一定の経験値を得ることでレベルが上昇する。レベルが上昇するとSPECIAL用のポイントが貰えるほか、Perkカードやカードパックがもらえる。
キャラクターにレベル上限はないが、SPECIAL用のポイントを貰えるのはレベル50までとなる。
S.P.E.C.I.A.L. [編集]
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- Strength、Perception、Endurance、Charisma、Intelligence、Agility、Luckの7つからなるキャラクターステータスの総称。レベル上昇時にもらえるポイントを割り振ることで対応する各ステータスを上昇させることができる。
- 今作では各ステータスに割り振れるポイントが最大15となっており、一度振ってしまったポイントを再度振り直すことはできないため注意が必要。
詳しくはSPECIALのページを参照。
Perk [編集]
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- PerkカードはランクMAXの状態でも入手出来るので注意が必要
拠点と建築 [編集]
前作『Fallout 4』に続き、今作にも建築要素が用意されている。拠点には自分で設置・建築する『C.A.M.P.』と既存の建築物を占拠して使用する『パブリック・ワークステーション』が存在する。
C.A.M.P. [編集]
- プレイヤーはCAMP(Construction and Assembly Mobile Platform)と呼ばれるデバイスを任意の場所に設置し、ある程度の広さがある場所ならばどこにでも建築が可能となる。
- CAMPはファストトラベル地点や復活地点としても利用可能。
- CAMPで建築したものは設計図として保存され、核によって破壊された場合や引っ越しする場合でも簡単に同じものを作成することができる。
- また、CAMPからは"収納箱"にアクセスすることが可能で、入手した装備などはこの収納箱の中に入れて保管することができる。収納箱はワールドにあるロケーションにも設置されており、そこからもアクセス可能。
- 収納箱の最大容量は400で前作の無限に比べると大幅に削減されている。
- 他プレイヤーへの拠点閉じ込め防止の為、建築された壁は簡単に破壊できるが少量の素材で修理可能。
パブリック・ワークステーション [編集]
- パブリック・ワークステーションは該当するエリアを確保することで使用可能となる、既存の拠点候補地。
- 各ワークステーションは確保することで弾薬や食料、クラフト材料など様々な資源を自動で供給してくれる。
- 他のプレイヤーが既に確保したエリアであっても戦闘によって奪うことが可能で、他のプレイヤーが占拠したワークステーションでも使用することは可能。
- ログアウトするとワークショップの占有権は失われる。
戦闘 [編集]
今作ではマルチプレイタイトルということもあり、VATSの仕様が過去作とは変わっている。
また、体力が0になった場合でも、チームメイトや他のプレイヤーが近くにいる場合はアイテムを消費して蘇生を試みることが可能になっている。
V.A.T.S. [編集]
- VATS(Vault-tec Assisted Targeting System)はリアルタイムで発動し、使用中は徐々にアクションポイントが減少する。
- 最初は各部位に対する攻撃を選択することができず、専用のPerkを装備することで部位攻撃が可能となる。
死亡と蘇生 [編集]
- 死亡した場合はワールドマップから任意の復活地点を選択して復活することになる。復活地点としては自身のCAMPを選択することも可能。
- 死亡するとその場にジャンクを落とすが、復活後にその場に戻れば回収することができる。
- チームメイトや他のプレイヤーがいる場合、体力が0になったあと一定時間以内にスティムパックを使ってもらうことでその場で蘇生することができる。また、特定のPerkを装備することで別のアイテムを使った蘇生も可能になる。
- PvPで死亡した場合、少量のキャップを支払うことになる。
協力プレイ時の経験値 [編集]
- チームを組んで戦闘を行った場合、攻撃に参加した全員が経験値を100%入手でき、とどめを刺したプレイヤーにはボーナス分の経験値が付与される。
ダメージ計算 [編集]
FO4から変更なし?
例)100DRの相手に攻撃した場合
武器ダメージ | 回数 | 実際のダメージ | 軽減された割合 |
---|---|---|---|
5 | 100 | 83 | 84% |
10 | 50 | 107 | 78% |
20 | 25 | 151 | 70% |
50 | 10 | 184 | 62% |
100 | 5 | 250 | 50% |
500 | 1 | 450 | 10% |
百発のスリケンで倒せぬ相手ならば、一発の力に頼るのだ!!
サバイバル [編集]
今作ではデフォルトでキャラクターの健康状態を管理する必要があるなど、サバイバルゲームの要素を取り入れている。キャラクターには一定時間ごとに休息や食事、給水が必要となり、劣悪な環境では病気を患うことになる。
食事・給水 [編集]
- 時間の経過とともにキャラクターの食料値や水分値が減少し、一定時間ごとにこれらを補給する必要がある。
- 不衛生な食料・水分を摂取した場合には病気になることがある。ただし、特定のPerkによって病気のリスクを減らすことができる。
- 食料は時間の経過とともに腐っていくが、特定のPerkによってその速度を抑えることが可能。
ミューテーション (変異) [編集]
- プレイヤーは特定の条件下でミューテーションを起こし、その際ポジティブな効果とネガティブな効果を受け取ることがある。
- ミューテーションはRAD値を下げることで治療可能
所持重量 [編集]
- キャラクターには所持できる重量の上限があり、これを超えると走ることができなくなる。この時通常の歩行とジャンプをすることはできるが、アクションポイントを消費することになる。
- 所持重量はStrengthを伸ばすことで増加するほか、特定のPerkを装備することで一部のアイテムの重量を軽減することができる。
ファストトラベル [編集]
プレイヤーは発見済みのロケーションであれば、プレイヤーレベルと距離に応じたキャップを消費することでファストトラベルをすることができる。ただし、自身のCAMP,チームメイトのいる位置,そしてVault76へはキャップの消費無しでファストトラベルをすることができる。
NPC [編集]
今作では人間のNPCが一切登場しないが、クエストの依頼人や行商人としてロボットやスーパーミュータントのNPCは存在する。ただし、ワールドに落ちているホロテープやターミナルを通じて、かつてアパラチアで生きていた人々のストーリーを知ることができる。
イベント [編集]
ゲームをプレイ中、ランダムでイベントが発生することがある。サーバー内の各プレイヤーは同じイベント目標を共有し、複数人で協力する形でイベントを達成することが可能。イベントの中にはPvPに関するものもあるが、これに関しては参加する前に事前承諾が必要となるため、突然巻き込まれるといったことはない。
物資投下 [編集]
ワールドに落ちている物資要請のホロテープをラジオ等に持っていくと物資の投下を実行できる。投下物資はプレイヤー全員が取れるアップデートにより申請者以外が触ると指名手配されるようになった。
アトムの力 [編集]
プレイヤーはワールドに散らばっている発射コードを集め、それを特定の場所にある発射装置に入力することで任意の場所に核を落とすことができる。核を落とされた場所は地形が変わり、一定時間高濃度の放射線がとどまる危険な場所となる。
その際、周辺には高レベルのクリーチャーが増殖し、そのかわりに非常に貴重な資源が手に入るようになる。
コメント [編集]
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