#author("2022-08-12T01:59:36+09:00","","")
#author("2023-03-04T21:42:11+09:00","","")
*基本情報 [#xf4a1e80]
(2.6時点)
|&ref(近接武器/純粋な釘.png,nowrap,60x60,純粋な釘);|純粋な釘|
|カテゴリ|近距離武器|
|参照ステータス|&ref(基本メカニクス/brtr.png,nowrap,60x60,Brutality){};|
|レベルボーナス|ダメージアップ|

*入手場所 [#h764dece]
[[牢獄]]にランダム配置される『Hollow Knight』のパロディ部屋(セルの投入は不要で、部屋を調べるだけでアンロックされる)

*性能・効果 [#jef6abf3]
//|追加効果|x秒間、yDPS相当の毒/出血/燃焼ダメージ|
|クリティカル条件|上斬り・下斬りを当てる|
|レジェンダリー固有補正効果||
|レジェンダリー固有補正効果|死亡した敵からバイターが出現する|
通常攻撃の動作中に左右への移動ができる。
上や下に入力しながらの攻撃入力で、上斬り・下斬りができる。
空中で下斬りを敵や障害物に当てることで、自機が跳ね上がる。


**チェイン特性 [#s3d914ff]
(2.6時点)
***通常攻撃 [#q3fe0f74]
|段数|通常|クリティカル|気絶補正|準備|待機|硬直|
|1|45|-|-50%|0.1s|0.3s|0s|
|2|55|-|-50%|0.1s|0.3s|0s|
|合計|100|-|-|>|>|0.8s|
***上斬り [#h7e99017]
|段数|通常|クリティカル|気絶補正|準備|待機|硬直|
|1|-|60|-50%|0.15s|0s|0.35s|
|合計|-|60|-|>|>|0.5s|
***下斬り [#h7e99017]
|段数|通常|クリティカル|気絶補正|準備|待機|硬直|
|1|-|80|-50%|0.15s|0s|0.25s|
|合計|-|80|-|>|>|0.4s|


*寸評 [#l75619db]
『Hollow Knight』とのコラボ武器。原作の操作とモーションを再現しており、DeadCellsの全武器で唯一、方向入力で攻撃動作が変わるという特徴を持つ。
機動力と当てやすさに優れた通常攻撃・圧倒的な対空性能を持つ上斬り・操作は難しいが火力と安全性を併せ持つ下斬り、これら三種の攻撃を使えるよくばりな性能。
ただし単発の威力は全体を通してやや控えめ、さらにスタン性能も低く、ゴリ押しが難しい点も原作同様。三種のモーションを使い分け、丁寧に攻撃を当て続けることを求められる。

通常攻撃は''任意に移動しながら攻撃できる''のが最大の特長。
性能自体も、中程度のリーチ・見た目以上に縦に広い攻撃範囲・極めて速い発生・均質な攻撃動作と扱いやすさの塊。
やはり攻撃しつつ動けるのはかなり有用で、実質的な間合いが広がる・危険からの離脱が速まる・[[悪臭を放つネズミ]]のような低耐久ザコを蹴散らしながらの移動が円滑になるなど、多くの恩恵がある。
ただし使い勝手の分、火力は全モーション中最も低い。
中盤以降は相手の攻撃までに止める・倒しきることが難しくなってくるため、後述の下斬りバウンドやサブ武器の併用で補おう。

上斬りは、武器では珍しい頭上への攻撃。[[カミカゼ]]や[[バズカッター]]といった空飛ぶ敵を簡単に倒せる。
クリティカル扱いで威力はやや高いが、振り間隔が通常攻撃より少し遅いため火力は同じくらい。とはいえ対空攻撃やすり抜け床の上への攻撃としては申し分ない。
見た目に反して持続がかなり長く範囲も広いので、雑な振り方でも当たる。
そして上斬りは、正面すぐ近くならば同じ高度の相手にも当たる。一見使い道がなさそうだが、地上の敵に当てると怯ませつつ浮かせて一部の攻撃を阻止することができる。通じる相手を覚えれば強引な攻めができるようになる。
これを利用すれば高セル帯の敵テレポートを半永久的に中断させられるのでハメ性能が高く、後述の下斬りをする天井の高さがない場合等の応用としても扱えるため非常に便利。

下斬りも、珍しい真下への攻撃。盾や[[ソーニー]]のトゲといった、相手の向きに左右される要素も無視できる。
敵に当てることで、何度でも自機がバウンドするのが最大の特長。
敵と高度を合わせずに叩きつづけられるので、天井の高い場所ならば大半のザコを一方的に攻撃できる。ただしバウンド時には水平方向に自機がズレるので、連続バウンドには慣れが必要。
無理に連続して狙わずとも、下に進む過程で敵への初手に数発当てるだけで有用。あるいは、ジャンプで攻撃を避けてからの素早い反撃にも役立つ。
威力は通常攻撃よりもかなり高く、振り間隔もほぼ同等、そしてこの武器独自の安全性を持った立ち回りができるので、ぜひ下斬りバウンドを活かしたい。((余談として言うにはかなり強力だが、[[王の手]]相手に頭上でホップし続けるだでハメ殺せてしまう。システム上致し方ない動きの様だが今後修正されることはあるのだろうか……))

#region(下斬りバウンドの注意・コツ)
水平方向への間合いは、通常攻撃に比べてずっと短いので注意。通常攻撃を振り回して近づくのと同じ感覚でジャンプ&下斬りをしても、うまく当たらない。こちらの適切な間合いをきちんと把握してジャンプしよう。その際、前移動の慣性があるか・移動速度ボーナスがあるかによって、ジャンプ中に詰められる距離ひいてはジャンプすべき間合いが変わることに注意。特に混戦時に「棒立ちからのジャンプで思うように前に進まず、下斬りを外して被弾」という事故が起きやすい。
なお「通常攻撃で叩きつつ近づき、間合いが詰まってからジャンプして下斬りバウンドに移る」という戦法は、理想的だが少し難しい。というのも、通常攻撃の出始めでジャンプをしてしまうと、待機時間ゆえに次撃をすぐに振れず下斬りを出す高度が低くなり敵に当たりづらくなってしまうからだ。この戦法を実践するなら、早めに通常攻撃をやめることや密着する少し手前でのジャンプを心がけて、事故を防ごう。
//↓を書いた後、使い込んで誤りと思ったので修正。念のためコメントアウトで残した。
//同じ高さの敵にジャンプしつつ近づこうとすると、下斬りをうまく出せず・当てられず反撃されがち。下斬りを主体にするにしても、通常攻撃で叩きつつ近づき、間合いが詰まってからジャンプして下斬りバウンドに移るのが基本。これなら互いの長所を活かし短所を補い合える。

叩いた時のバウンド高度はかなり高い。一段上のすり抜け床の上に意図せず着地したり、やや高めでも天井のトゲに当たったりといった事故に注意。

また、高所から降りつつ下にいる敵に下斬りで攻撃する際は、きっちり倒しきってから着地するか、着地前のダイブアタックを忘れずに。
バウンドするので分かりづらいが高い位置から落下している判定は残っているようで地に足が触れた瞬間スタンしてしまう事がある。

#endregion

隠れた長所として、''二刀流への適性が非常に高い''点が挙げられる。
前隙は一瞬・後隙はゼロ((単体での振り間隔はもっぱら待機時間(その武器は振れないが他のことは自由にできる時間)のみに因る。二刀流ならばこの待機時間中に他の武器を振れるので、動作の時間効率がかなり良くなる))、足も止まらないことにより、こちらの動きをほぼ妨げることなくサブ武器を差し込めるのだ。
この武器に[[状態異常で与ダメアップの補正効果>基本メカニクス#kb3f5dcf]]をつけ、素早く状態異常を盛れる武器と交互に放つのが筆頭の組み合わせ。
暴虐にはこの手の状態異常武器が多く揃っているため、さまざまな選択肢がある。[[投げナイフ]]・[[蛇の毒牙]]・[[たいまつ]]・[[火球]]など。他に[[スパルタのサンダル]]・[[足軽の弓]]なんかも。
特に、同じく後隙ゼロの[[投げナイフ]]とは相性抜群。(自動チェインがONなら)両方の武器使用ボタンを押しっぱなしにするだけで、二つの武器を同時に振り続けられる。足もほぼ止まらず、純粋な釘単体とほとんど変わらない使用感のままに火力を大幅に高められる。芝刈り機めいてザコを刻みながら進めるのは爽快。
[[蛇の毒牙]]に至っては、上記とほぼ同じ使い勝手のうえに、自動サーチの短距離ワープまでついてくる。
盾を持てないがゆえの守りの弱さは、スキルで補いうる。[[拒絶の波動]]・[[繭]]や、[[トニック]]・[[氷の装甲]]など。ただしスキルは盾と違って先行入力に融通が利かず、隙をキャンセルしての使用にかなりの慣れがいる点に注意。被弾が多いようなら定番の[[アルマジロパック]]+[[防壁]]も取り入れると良い。

ちなみに、上斬り・下斬りは発生直後の瞬間なら別方向の攻撃でキャンセルできる。
例えば、地上で敵に密着してから「上斬り→キャンセル通常攻撃」とすることで火力を高められる。
なお「通常攻撃→ロールでキャンセル→通常攻撃でキャンセル」とすることで瞬時に通常攻撃を二回振れるが、これは一回目の攻撃判定が出ず、実益がない。
*余談 [#g2877d8c]
前進しながらの攻撃・上斬り下斬り・下斬りバウンド・密着時の上斬り正面当ては、いずれも原作『Hollow Knight』のシステム・動作を再現している。微妙なノックバックや軸がずれる点も原作どおりの動作である。
前進攻撃におけるやや大げさな脚の動きも原作の動きを再現したもので、原作主人公の"放浪者"は約二頭身だが、その動作を約五頭身のDeadCells主人公にやらせている。

下斬りでトゲなどの地形障害物を弾いてバウンドできるという点も原作どおり。
原作での寄り道や真ENDルートでは、トゲだらけの道を下斬りバウンド主体で進むことを求められ、作品の%%クソ要素%%印象深い難しさとして、しばしば語られる。

"釘(Nail)"というやや不思議な名前をしているが、原作において剣や槍に近い武器がこう呼ばれている。ムシたちが形成する文化を演出する一環で、武器のことを爪(Neil)と呼び、それが日本語ローカライズされたときに"釘"という言葉が充てられた。
ちなみに実装当初のSteam版DeadCellsにおいては、武器名の"釘"が文字化けしていた。今は修正済み。

入手部屋は、原作のチェックポイントにあたるベンチを再現している。そばにある街灯のデザインやベンチがまとうエフェクトも、原作通り。

フレーバーテキストの「わしの生涯の仕事はなされた…ほかになにが残っている…?」は、原作の武器強化担当"釘鍛冶"の心の声&note{:原作には、NPCのセリフと別に 任意に心の声を聴ける手段がある};。いかにしてこのような心境に至ったかは、ぜひ原作にて。

一緒に追加されたスキン"器"は、この武器で10回下斬りバウンドをするとアンロックされる。
バウンドさえできればよいので場所や相手は何でもよく、訓練所内で敵を叩いたり、トゲ床の上で連打しているだけでも達成可能。


*コメント [#d8729f6e]
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